妊娠中のお腹の張りってどんなの?対処法は?受診の目安は?

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妊婦健診で「お腹の張りはありませんか?」と聞かれますよね。
お腹の張りは「張ればわかる」なんて言われますが、
初産の場合、一体どんな状態が張っているのかわからないという妊婦さんが意外と多いです。


妊婦さんにとってお腹の張りは珍しいことではありませんが、
受診が必要な場合もあるので、お腹が張った場合の対処法などご紹介します。

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目次

妊娠中のお腹の張りってどんなの?

妊婦中のお腹の張り

妊娠中期、後期になるとお腹が張ることがあります。

妊娠中期は体調も落ち着き、自然にお腹が張ることは少ないのですが、動きまわったり、遠出をしたりして疲労が溜まると、お腹が張りやすくなります。
妊娠後期はお腹の赤ちゃんがどんどん大きくなり、妊娠8か月には、赤ちゃんを包む羊水の量がピークを迎えます。
そのため子宮もどんどん大きくなり、お腹の張りを感じやすくなります。
また臨月には体が出産に向けて準備を始め、子宮収縮が頻繁に起きるので、お腹がよく張るようになります。

お腹に違和感を感じることがあっても、それが張っているのかどうかわからないことってありますよね。

先輩ママたちによると

「子宮がキューっとなる感じ」
「バスケットボールのようにお腹がへこまないぐらい硬い」
「下腹部を引っ張られるような感じ」
「子宮が内側から膨らんでくるような感覚」

だそうですが、そう言われてもわかりづらいですよね。

妊婦健診の際にちょうど張りのようなものを感じた場合は、その場で張っているかどうか確認してみると良いですよ!

一度張りの感覚を理解すれば、その後の生活で気に掛けることができるようになります。
とは言え私自身、妊娠5か月のころにお腹が張っていると助産師さんに言われましたが、

その後もしばらくはイマイチ感覚がつかめませんでした・・・。

お腹が張りやすい体質の方は、張っている状態に慣れてしまったり、忙しい妊婦さんは、お腹が張っていることに気づかなかったりすることもあるので、お腹に違和感を感じたときは安静にするように心がけてくださいね。

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妊娠中のお腹の張り 対処法は?

お腹の張りを感じたときは、まず安静にするのが第一です!
横になることができれば、横になって休むのが一番良いです。
お腹が大きくなっていると仰向けがしんどくなるので、体の左側を下にして右足を曲げる「シムスの体位」を取るのがおすすめですよ!
外出している場合は、ゆったりと座って安静にしましょう。
呼吸はゆっくりと深呼吸をするようにします。

辛いからと呼吸を止めてしまうと、ママの体からの酸素供給が減少するため、赤ちゃんも苦しくなってしまうそうです。
深呼吸するとリラックスできるので、張りが早く治まるという効果も期待できます。

頻繁にお腹が張る場合は、張り止めの薬を処方してもらえる場合もあります。
妊婦検診や張りの症状で受診した際に、医師がモニターで張りの頻度や強さを見たり、超音波検査で早産の徴候を確認したりして、処方の有無を決めます。
お腹の張りが気になる場合は医師に相談してみてくださいね。

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妊娠中のお腹の張り 受診の目安は?

お腹が張りやすい場合、「いつものこと」と放置してしまいがちですが、しばらく横になっても治らない場合や、30分以上張りが続く場合は受診しましょう。以下を目安にしてくださいね。

・1日に10回以上の張りがある
・張りの間隔が短くなる
・出血(茶色や黒色を含む)がある
・強い痛みがある
・安静にしていても張る

1日に何度も張りがあったり、張りの間隔が短くなったりする場合は切迫流産・早産の可能性があります。
また量にかかわらず出血がある場合は、切迫流産・早産の兆候である可能性があります。
なるべく早く受診してくださいね。

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さいごに

お腹の張りは妊婦さんに付いてまわるトラブルです。
あまり気にしすぎも良くないですが、妊娠中は大事を取るべき時期です。
張りに限らずいつもと違うと感じたときは医療機関を受診するようにしましょうね。

また、妊婦さんは以下の記事も参考にしてみてください。

妊娠超初期の症状は?薬やお酒の影響は?

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