|
|
自転車の傘差し運転で罰金5万円は都市伝説?
道路交通法が改正された当時「罰金5万円」の言葉に衝撃を受けたのではないでしょうか。でも、実際に自転車で切符を切られたという話はあまり聞きませんよね。
ツイッターやYahoo!知恵袋では「警察官の目の前で傘差し運転しているのに全然取り締まらない」という声が大半ですし。罰金5万円というのがまるで都市伝説のようです。
雨の傘差し運転の自転車、全く警察は取り締まらない。事故になる前にちゃんとやってよ。
— かるいあぶら先生 (@0120diesel) 2018年3月5日
ところが、警視庁によると2017年上半期では、
兵庫県が最多の1,991件
大阪府で1,603件
東京都で914件
愛知県で522件
の切符が切られているとのこと。私たちが知らないだけで、全国にはこんなにたくさんの切符が切られているんですね。
車で運転中、近くのパトカーがスピーカーで注意をしていた。
「自転車の方、スマホは止まってからお願いします……自転車の方!止めないと切符切りますよ!」
それでも止めなかったようで、サイレン鳴らして自転車を追跡。スマホしながらの運転は当然危険な上、捕まりますので止めましょうね。
— HaRD (@sokusai) 2018年4月15日
地域性もあるでしょうし、取り締まっている警察官によるのかもしれません。
逆にいうと、今度切符を切られるのはあなただという可能性も十分にあるわけです。
3年に2回という猶予に加えて、講習受講命令に従えば罰金が科せられないなど、比較的寛容な処罰なので、よっぽどでなければ罰金を払うことはないかもしれません。
もし、罰金さえ科せられなければいいという考えなら改めましょう。世間では、自転車の傘差し運転が迷惑だと感じている声は本当に多いです。その声に耳を傾けてみてください。
|
|
自転車の傘差し運転をやめてレインコートを着よう
今年からは、自転車の傘差し運転をやめてレインコートで梅雨を乗り切りましょう!
雨の日の自転車通勤に必須のレインコート
まだレインコートを買っていない方は、こんな理由があるのではないでしょうか。
- レインコートを着るのが面倒くさい
- レインコートを着ても濡れると思っている
- レインコートはダサい
正直「面倒くさい」とか「ダサイ」と言われれば身もふたもないのですが……傘を差さずに自転車を運転するには、レインコートを着る以外に方法はありません。
道路交通法が改正されてからというもの、レインコートは機能面でもデザイン面でも進化していてその種類は豊富です。まずは、自分に合ったレインコートを探してみませんか?
レインコートを選ぶときの注意点を紹介します。
レインコートの素材はナイロンを選ぼう
値段の安いビニール製のレインコートもありますが、通気性が悪く汗をかきやすくて臭いがこもりやすい。
汗がこもってレインコート事体が重くなることもあり、会社に着くころには体力を奪われてヘトヘト。こもった汗の臭いを周囲に巻き散らかしてしまう可能性も。レインコートを選ぶときは通気性のいいナイロン製を選びましょう。
絶対に雨に濡れたくない!という方はセパレートタイプを
レインコートのデザインには、前開きのコートタイプやすっぽりかぶれるポンチョタイプ、上下が分かれたセパレートタイプがあります。一番雨に濡れるのを防いでくれるのはセパレートタイプです。
デザイン面でみると一番ダサイかもしれませんが、デザインなんてどうでもいい!とにかく何がなんでも濡れたくない!という方は迷わずセパレートタイプを選びましょう。
レインコートは耐水圧のチェックをお忘れなく
レインコートには必ず耐水圧の記載があります。耐水圧とはレインコートの生地がどれぐらいの水圧に耐えられるのかを表した数値です。一般的な傘の耐水圧が250mm程度。
300mm:小雨
2000mm:中雨
10000mm:大雨
20000mm:嵐
これが、一般的なレインコートの耐水圧の目安です。購入の際に参考にしてくださいね。
さいごに
通勤や通学に便利な自転車ですが、マナー違反をする人がいて迷惑だと思っている歩行者がいることも事実です。道路交通法の改正は、そういった歩行者の声を受けてのことですから、改善されない場合は罰則がもっともっと厳しくなることは簡単に想像できます。
マナーやルールを守って、安全で快適な自転車生活をおくれるように心がけていきましょう。
コメントを残す