|
|
新入社員が退職を切り出すときの注意点
円満退社なんてありえないということを理解しよう
退職の意志が固まっても、切り出すことを考えて憂うつな気分になっているかもしれませんね。なんとか、円満に辞める方法はないかと模索しているかもしれません。
しかし、残念ながら新入社員が円満に退職する方法なんてありません。
なぜなら、会社はあなたを採用するにあたって多額の費用をかけています。今もあなたを育てるために、費用と手間をかけている最中です。
そして、あなたはまだなにも会社に貢献できていません。快く送り出してくれることは皆無です。もしかしたらイヤミのひとつも言われるかもしれません。
それでも、決して開き直ったりせずに謙虚な姿勢でいなければなりません。その覚悟は必要です。
退職の意志を強くもとう
円満退社の方法はないなんて、ますます切り出すことが億劫になっているかもしれませんね。
やっぱり退職するのをやめようかな。と思って、続けるのもひとつの手だと思いますよ。
退職を切り出すのが億劫だからという理由で、退職の意志が揺らぐ程度ならそこまでひどい会社ではないのでしょう。せっかく縁あって入社した会社ですから、続けられるなら続けるのが一番です。
ただし、長時間のサービス残業を強いられる。パワハラ・セクハラが横行している。などの心身に異常をきたす可能性があるなら早く逃げたほうがいいです。
万が一、まわりの言葉に流されて退職を撤回してしまったら、ますます伝えるのが難しくなります。
退職を決意したら、人に流されないように確固たる強い意志を持ちましょう。
|
|
新入社員がやめる当日までに気をつけること
周りの意見に流されない
よく、「3年は我慢したほうがいい」とか「ここでムリならどこへ行ってもムリだ」という人がいます。
その人は他の会社を知っていますか?その言葉は他の会社と比べての言葉でしょうか?意外と、転職未経験の人が言っていたりするものです。
たしかに今より条件のいい会社に転職できるとは限りません。その覚悟は必要です。
でも、今よりいい環境・待遇で働ける可能性もあります。
あなたにあれこれと説教をするその人は、退職したらしょせん赤の他人。周りの意見に流されないようにしましょう。
最終日まで全力で仕事をする
無事に退職を切り出した後、あとは最終出社日を待つばかり。となると、ついつい気を緩めてしまいがちです。頭は退職後のことばかり考えてしまうでしょう。
しかし、最終日のその日までその会社の社員であるということを忘れずに、全力で仕事をしてください。
気の緩みはミスを引き起こしかねません。退職によって上司や同僚へ迷惑をかけているのだから、せめて仕事だけはきちんとするべきですよね。
あなたは、最終日を迎えたらもう社員ではなくなりますが、上司や同僚はこれからもその会社で働き続けます。
退職することで浮かれたり気が緩んだりといった態度は、まわりの士気が下がります。
最後だからこそ、まじめに全力で仕事に取り組みましょう。
|
|
退職後の注意点とやるべきこと
晴れて無事に退職できたら、肩の荷がおりたような晴れやかな気分になるでしょう。なにも予定をいれずにしばらくゆっくりしようかな、なんて考えているかもしれません。
再就職するまでに、今まで我慢していたことやできなかったことを実行するのはいいことだと思います。
でも、計画を立てずにいつまでもゆっくりするのは、再就職への意欲が薄れる可能性があるので注意が必要です。
転職の理想は、次の就職先を決めてから。半年間無収入でもやっていけるほどの貯金を貯めてから。ですが、新入社員のうちに退職してしまっては難しいですよね。
それなら、なるべく早く再就職するべきです。実家だから食べていくのに困らない。という人は要注意。
人は楽なほうへ楽なほうへ逃げてしまいがちです。明確にやりたいことがある場合でも、期間を決めて計画的に行動しましょう。
|
|
さいごに
新入社員が退職の意志を切り出す方法を紹介しました。
気軽な気持ちで退職することは勧めませんが、もし、労働力を搾取したりパワハラやセクハラを放置したりするような会社に勤めているなら逃げてください。
必ず、働きやすい会社は見つかります。転職を繰り返すことになってもいいじゃないですか。
世の中には、何度も転職を繰り返した結果、一生の仕事を見つけた人がたくさんいます。きっと、あなたも見つけることができますよ。
コメントを残す