結婚式のマナーとは?知ってて安心の服装と食事のマナー。

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結婚式には、招待する側にもされる側にもマナーがあります。
年齢や生活環境、習慣が違う人どうしが気持ちよく過ごせるように決められたものです。

新婦とは、長年のつきあいだから、多少マナー違反をしたって失礼だとは思われない。などと、気軽に考えていてはダメです。


結婚式の主役は新婦ですが、その場には新郎の両親や親戚が多数出席しています。
皆がそうだとはいいませんが、初めて会う新婦の友人をチェックする厳しい方がいるかもしれません。

新婚生活に水を差すことがないよう、当日までにマナーを学んでおきましょう。
「若いのにしっかりしている」と思われたらしめたものですね。新婦も鼻が高いでしょう。

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目次

結婚式のマナーは?招待状の返事はいつまで?祝儀の相場は?

結婚式のイメージ

結婚式のマナーは、招待状の返信からスタートします。
招待状が届いたら、出席の場合は2~3日以内に発送するのが理想的。
予定が分からない場合は、招待状の返信が遅れる理由を、直接伝えていつまでに返信したらいいのかを確認しましょう。


招待状を返信するときのマナーは、

  • 表面の宛名は「行」や「宛」を二重線で消し、「様」に書き換えます。
  • 出席または欠席のいずれかに○をつけます。もう片方は二重線で消します。
  • 「御(芳)」や「ご」は自分に向けられた敬称なので、これも二重線で消しましょう。


最後に、お祝いのメッセージを記入すると喜ばれます。長文を書く必要はありません。
「ご結婚おめでとうございます。お招きいただきありがとうございます。喜んで出席させていただきます」
こんな風に簡単に、お祝いと感謝の言葉をしたためましょう。

筆記具は「毛筆」または「万年筆」がマナーですが、どうしても書きづらい場合は筆ペンでもOK。
慣れない筆記具で、読みづらい字を書くぐらいなら、筆ペンで読みやすい字で書いた方がもらう側にとってもありがたいことです。
ただし、色は黒一択。縁起の悪いグレーを使ったり、可愛いからといってカラーペンを使うのは論外です。

ご祝儀の相場は2万円~3万円。
以前は、割り切れる数字はマナー違反とされていましたが、
最近は「二人の幸せを祈る」「カップルを意味する」ということで2万円でも許容されつつあります。

2万円を包む場合は、1万円札+5千円札2枚にしましょう。
忘れてはいけないのが、新札を用意すること。

これには「あなたのために用意しました」という思いが込められているといわれています。
新札は、銀行や郵便局の窓口で両替することができます。
前日や当日になって新札を用意するのは難しいので、前もって用意しておきましょう。

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結婚式ではマナー違反?実はNGな結婚式の服装

結婚式の服装選び、悩みますよね。
マナー違反をせずに、かつ華やかな服装って難しい。と感じる方も多いのではないでしょうか。


結婚式の服装を選ぶ前に、どういった服装がマナー違反となるのかを頭に入れておきましょう。

白のドレスがNGなのは、ご存じの方も多いかと思います。
結婚式で白のドレスは花嫁さんの特権。
白以外でも、光の加減で白っぽく見えるベージュや淡いピンクのドレスはやめておきましょう。

露出の高いドレスもNGです。
身体のラインがはっきりとでてしまうドレスは、新婦よりも目立ってしまいますし上品さに欠けます。

結婚式では、着席している時間が長いので、座ったときのスカート丈にも気をくばりましょう。
試着の際には、座ったときにどれぐらいの長さになるのかチェックすることをお忘れなく。

動物柄や革製品、毛皮やファーは、殺生をイメージするのでNG。
慣れ親しんだ方にとっては、殺生なんてイメージしないかもしれませんが、
結婚式には、さまざまな世代のゲストが参加します。
なにより、マナー違反ということが周知されていますので、選ぶべきではありません。

選ぶのが難しいから無難に黒のドレスにしよう。と思った方もいるかもしれませんね。
その場合は、はおりものやバッグで華やかさをプラスしましょう。
黒や紺のドレスは着回しがきいて便利なアイテムですが、全身真っ黒では不祝儀を連想させてしまいますので。

ここまで、結婚式にNGな服装を紹介しました。まとめると、

  • 白やそれに見えるカラー
  • 露出の高いデザイン
  • 動物柄や革製品、毛皮やファー

の3点が、マナー違反となります。

ご祝儀にドレス、はおりものやバッグにパンプス。当日はヘアサロンにも行かないといけない。
お祝いの気持ちはあるけど、正直、金銭的に厳しい・・・。という方は、レンタルドレスを利用しましょう。


レンタルドレス パティドレ

こちらのショップは、ドレス3点セットや4点セットがリーズナブルな料金でレンタルできます。
返却時のクリーニングも不要で、4,900円以上の利用で送料無料。新しく試着サービスも開始されました。

一度、のぞいてみてはいかがでしょうか。

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結婚式のテーブルマナー。食事を楽しむための予習をしよう

さて、ご祝儀袋やドレスの準備ができたら、あとは当日を待つばかりです。
初めて結婚式に参加する方は、いつもの外食とは違う豪華な料理にとまどってしまうかもしれません。

でも、あまりガチガチに緊張する必要はありません。
おいしい料理を楽しみながら、新郎新婦を祝うのが一番です。

とはいえ、マナーが分からずに料理を楽しめない。
といったことがないように、少しだけ結婚式での食事のマナーをお伝えします。

ナイフやフォークといったカトラリーがずらっと並んでいたら、外側から順に使います。
万が一、落としてしまったら自分では拾わずに、スタッフを呼びましょう。

汚れた口や手を拭くときはナプキンを使いましょう。
ナプキンを使わずに、自分のハンカチなどを使うのは「このナプキンは汚いので使えません」というサインになるので失礼に当たります。
グラスに口紅がついたときは、指先でぬぐって汚れた指先をナプキンで拭くのがマナーです。

食後は、ナプキンはたたまずに、見苦しくない程度にテーブルへ置きましょう。
これには、「ナプキンをたたむのを忘れてしまうほどおいしかった」というサインになります。

忘れずに覚えておきましょう。

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さいごに

社会人になって、初めて結婚式に出席する方へ向けて、結婚式に関するマナーについて紹介しました。
学生のころなら、万が一、マナー違反をしてしまっても許容されるかもしれませんが、社会人にもなればそうはいきません。

長年の友人や、お世話になった先輩。
心から祝福する気持ちがあっても、マナーを知らずに思いがけず失礼な行動をとってしまっては台無しです。

最初は付け焼刃の知識でもいいじゃないですか。
マナーは、経験を重ねるうちに自然と身に付いていくものです。

失礼のないように、マナーを守って祝福の言葉を伝えましょう。
あなたと新郎新婦が、結婚式が終わったあとも良好な関係が築けるよう、この記事が役立つことができれば幸いです。

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