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カブトムシの成虫を飼うのに必要なものは?
カブトムシの住環境を整えるのは少し大変です。
必要なものがいくつかあるのでご紹介しますね。
- 1、ケース
カブトムシが窮屈さを感じないように、きちんと幅があるものを選びましょう!
発酵マットを15cmくらい詰めることになるので、深さもきちんとある飼育ケースがおすすめです。 - 2、発酵マット
ケースに敷く土のことです。発酵マットは実際に使用する前に下準備が必要です。先に用意しておきましょうね!
①発酵マットのガス抜き
大きめのたらいやレジャーシートなどに、購入した発酵マットを出し、そのまま1週間ほど外で放置します。
「自然な土のにおい」になればOKです。②発酵マットに湿り気をもたせます
発酵マットに水を加え、手でギュッと強く握った時に、水はしたたらないが、手の形がつくくらいに調整します。③飼育ケースに発酵マットをつめます
詰める発酵マットは2層に分け、下の層(約5cm)は土の表面をギュッと押しながら固く詰めます。
上の層(約10cm)は固く詰める必要はありません。2層に分ける理由は、固く詰めた場所までメスが潜り、卵を産むためです。④発酵マットをケースに詰めたら、ケースのフタを閉めて3日ほど放置します
熱を持っていた場合は、残念ですがもう一度①からやりなおしです。 - 3、霧吹き
マットが乾燥しすぎるのを防ぐために必要です。
- 4、止まり木
カブトムシがひっくり返ってしまっても、自力で起き上がれるようにするためケース内に止まり木をいくつか置きましょう。 - 5、エサ
カブトムシ用のゼリーがおすすめです。一日に1匹あたり最低1個のゼリーが必要です。
フルーツもあげたい場合は、バナナ・リンゴが良いですよ!スイカは水分が多すぎるため、あまりおすすめではありません。
あまりエサを食べない場合、置いてあるゼリーが好みでない可能性があるので、種類を変えてみてくださいね。 - 6、エサ台
あまり必要なさそうに思いますが、エサ台があるとカブトムシはエサを食べやすいようです。
また、発酵マットの上にエサを直接置くと、発酵マットが汚れる原因になるので、あった方がおすすめですよ! - 7、虫よけシート
虫よけシートをケースとフタの間に挟み、ケースにコバエが侵入してしまうのを防ぎます。
カブトムシを飼う上で必要なものは以上です。
きちんと環境を整えてあげてくださいね!
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カブトムシの成虫の寿命は?
飼うのはいいけど、一体どれくらい生きるの?と疑問ですよね。
カブトムシは、そう長生きしません。
国産のカブトムシは幼虫時代を含めると、だいたい12か月から15か月ぐらい生きています。
成虫になってからは、1か月から3か月くらい生きるようです。
中にはもう少し長生きする個体もあるようですが、稀です。
基本的には8月終わり頃から9月になると死んでしまいます。
オスとメスでは寿命が少し違うようで、交尾をさせない場合にはメスの方が比較的に長生きします。
しかし、交尾をさせた場合、メスは交尾・産卵に体力を奪われ、寿命が短くなります。
また、オスを数匹同じケースで飼うと、ケンカして体力を奪われ、寿命が短くなるようです。
飼育環境をきちんと整えたり、交尾・喧嘩しないように飼育することが長生きさせるポイントなので、寿命を全うできるように大切に育ててあげてくださいね。
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さいごに
ひと夏だけにはなってしまいますが、カブトムシを飼うことで命の大切さを教えることもできます。
カブトムシを飼うのはそんなに大変ではないので、お子さんに経験させる意味でも、飼ってみてはいかがでしょうか?
もちろん、大切にお世話することを約束してくださいね!
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