山車が魅力の川越まつり!雨天の場合は?最寄り駅と駐車場情報も

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蔵作りの町並みで知られる川越は、川越市内には年間700万人以上の観光客が訪れます。
江戸時代には川越藩の城下町として盛えた都市で、江戸のように栄えた町で”小江戸”の別名を持ちます。

川越には、季節によっていろいろなまつりが開催されています。
秋には豊かな豊穣を感謝するまつりが多く催されるのですが、その中でももっとも多くの観光客が訪れるまつり「川越まつり」をご紹介します。

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目次

川越まつりの2018年日程、雨天の場合の対応

2018年の川越まつりについて、詳細を調べました。

2018年の川越まつりの日程は以下です。

2018年10月20日(土)、21日(日)
雨天決行で、中止も延期もなしです。
ただ、山車は各町の判断によりますので、出さないところもあります。

川越まつりへのアクセス、最寄り駅、駐車場情報

川越まつりが行われる、川越へのアクセスは以下です。

公共交通機関を利用する場合
JR川越線、埼京線、東武東上線、東急東横線、東京メトロ副都心線 川越駅下車
西武新宿線 本川越駅下車

車でのアクセス
関越自動車道=練馬IC→川越IC(21.2km・800円)
首都高速5号池袋線~埼玉大宮線 与野出口から国道17号・16号経由


当日は、臨時駐車場が用意されます。臨時駐車場は以下です。


P1 川越市 市民グランド バス:約25台/車:約190台
P2 小仙波駐車場 車:約100台
P3 川越第一中学校 車:約160台
P4 仙波小学校 車:約70台
P5 富士見中学校 車:約200台
P6 月越小学校 車:約120台
P7 今成駐車場 車:約140台
P8 川越駅西口臨時駐車場脇田本町20-8 車:約100台


臨時駐車場の利用時間は、両日 9:00 ~ 22:00 です。
23時に閉錠しますので、23時までに必ず出庫しなくてはなりません。

川越まつり当日は、周辺道路は大変混雑しますし、交通規制のため大幅な車両通行止が行われますので注意が必要です。

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川越まつりの楽しみ方、混雑状況は?バスは運行される?

川越まつりは、昼と夜でまったく違う顔を持ちます。
昼は手古舞姿のかわいらしい小江戸小町や、山車を自在に操る男らしい鳶の姿、ひき手、まつり囃子などで楽しめます。

夜は山車の提灯に明りがともり、昼間とは全く違う姿になります。
囃子が入り乱れ、ひき方衆の提灯が乱舞する曳っかわせが、川越まつり最大のみどころとなります。


川越まつりの2017年観光客数は以下です。
10月14日(土) 424,000人
10月15日(日) 306,000人
合計 730,000人


毎年かなりの人手で、メイン道路となる蔵造り前の道路はベビーカー、車椅子の利用は難しいです。
特に夜の混雑は満員電車並みの混雑となり、身動きが取れないほどです。

小さいお子さんがいる方は、昼の部、人形や彫刻、幕の刺繍など、それぞれの個性をもった山車を見比べながら回る楽しみ方がおすすめです。

川越まつりでは市内の東武バス・西武バス・イーグルバスの各社の路線が大幅に変更されます。
東武バスについては、川越駅前発の東武バス下り路線に、臨時バス停(喜多院前、初雁球場、石原町)が設置されます。
西武バスについては、西武バス所沢営業所から川越駅西口間のバスを増便します。(主な経由バス停 下赤坂・松原・かすみ町・今福等)

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川越まつりの最大の魅力!山車とは?

山車とは、祭礼の際に引いたり担いだりする出し物の総称ですが、川越まつりの山車は、江戸と川越の職人によって完成した華麗な江戸系川越型山車です。山車の構造は、車のついた台座の上に二層の箱型の鉾と、人形が乗る江戸型が発展したものです。

明治34年の大祭を機に、江戸の山車を越えるような豪華なものとなりました。
川越の山車は高さ8メートルにもなる大きなもので、黒や赤の漆、金箔も使われていて、さらに鉾には金銀の彩りもあざやかな刺しゅう仕上げの幕が張られています。
鉾の前に舞台(囃子台)があり、多くの山車は360度水平回転する回り舞台になっていて、太鼓とともに、おかめやひょっとこなどのお面をつけた人が踊ります。

山車の運行は、各町にある組織が担っており、山車の運行経路を考えるほか、山車の準備や維持管理など、山車に関するさまざまな活動を行っています。


川越の山車の多くは、解体できるように作られています。
祭の前後には職方(大工・鳶職などの職人)を呼んで、町の人と協力して「切組」と呼ばれる組立を行います。
祭の本番でも職方の力が発揮され、車輪の操作や山車の方向転換を行うほか、電線を避けたり山車の照明管理なども行います。

山車は県や市の指定有形民俗文化財に指定されているもの、川越市登録歴史文化伝承山車として指定されているものもあります。
似たように見えても、各町の山車はそれぞれ一番上に乗っている人形にちなんだデザインとなっていて、個性があります。
当日は、大迫力で圧倒されてしまうかもしれませんが、人形とあわせて、幕の刺繍のデザインや漆塗りのデザインなど細かいところまでぜひ注目してみてください。

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お囃子の競演「曳っかわせ」とは?

山車同士が出会うと、お互いの囃子台を向け合い囃子を競演する川越まつり一番の見どころとなった「曳っかわせ」を行います。

「曳っかわせ(ひっかわせ)」は向かい合う数台の山車が、囃子(笛、太鼓、鉦、踊り)で競い合うことです。
曳っかわせの起源は文化11年の記録「祭礼中に屋台が出会った時には、囃子を行うこと」と言われています。

明治後期に山車の囃子台が360度水平回転するようになり、曳っかわせは最高におまつりを盛り上げるものとなりました。
他町への対抗意識も手伝って、山車と囃子の勝負の場ともいわれています。
山車を移動神座として、町の象徴である人形(御神像)が対面する神あわせの場とする説もあります。

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川越まつり会館のご紹介

いつ訪れても川越まつりの興奮と感動を味わえるのが、川越まつり会館です。
川越まつり会館の開館時間と休館日、観覧料は以下です。


開館時間
(4月~9月)午前9時30分~午後6時30分 入館は午後6時まで
(10月~3月)午前9時30分~午後5時30分 入館は午後5時まで


休館日
毎月第2、第4水曜日(祝日の場合、その翌日が休館日)、12月29日~1月1日・臨時休館日等


観覧料
一般300円、小中学生100円
※身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳又は療育手帳を持参の方、及びその介護者(障害者1人に対し1人まで)は無料となります。


川越まつりに携わる人々の様々な思いが紹介されていたり、神と人、人と人が出会うまつり全体の指揮所であり、行き交う人々の会話が再現されている会所展示など、見所がたくさんあります。

一番のおすすめは山車の展示ホールです。

実際の川越まつりで使用されている山車が2台展示されています。
定期的にお囃子の実演も行われているので、川越まつりで川越の山車の魅力にはまってしまった方は、是非こちらにも行ってみてはいかがでしょうか?

展示の山車は定期的に入れ替えられているので、スケジュールを確認すれば、好みの山車の人形やデザインを間近でゆっくりじっくりみることができますよ。

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ユネスコ無形文化遺産に登録された川越まつり

川越まつりはユネスコ無形文化遺産に登録されています。

「無形文化遺産保護条約」は,グローバリゼーションの進展に伴い,世界各地で消滅の危機にある無形文化遺産の保護を目的とした条約です。


2016年に山・鉾・屋台行事として、全国で33件が無形文化遺産として登録されました。
埼玉県では「秩父祭りの屋台行事と神楽」と、この「川越氷川祭の山車行事」の2件だけです。

さいごに

川越まつりの最大の特徴は、精巧な人形を乗せた艶やかな山車が、小江戸川越の象徴である蔵造りの町並みを中心に、町中を歩く山車行事です。

曳っかわせの大迫力は、なかなか味わうことのできないもので、貴重な体験になること間違いなしです。
無形文化遺産にも登録されている川越まつり、是非一度は行ってみてはいかがでしょうか?

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