|
|
インフルエンザb型の感染による症状
インフルエンザb型の症状は、a型の感染による症状と大きな違いはないのですが、微熱しか出ないということもあるようです。
また、下痢や腹痛などの消化器官系の症状が出やすいという特徴もあります。
私が昨年感染したときも熱はさほど出ませんでした。
そのためインフルエンザと気付かず、受診が遅れてしまったからか、抗インフルエンザ薬の投薬の効果を得られませんでした。
抗インフルエンザ薬は体内でインフルエンザウイルスの増殖を抑える薬で、病気の期間と症状の重さを軽減する効果があるのですが、適切な時期(症状が出てから48時間以内)に服用することが重要です。
早期であればあるほど、体の中にかかえるウイルスの量が少ないので治療効果があがるといわれています。
私が感染したときは、高熱は出ず、37度ほどの微熱と鼻水の症状が出て1日でさがったので様子をみたのですが、また熱が出たので受診し、検査をしたらインフルエンザb型だと判明しました。
48時間は過ぎていると思われましたが、念のため抗インフルエンザ薬を投薬してもらいました。
しかし薬の効果は感じられず1週間ほど、すっきりしない、なんとなく辛いだるいという症状がだらだらと続きました。
b型はa型に比べ普通の風邪と間違いやすく、検査をするまで分からないこともありますので、注意が必要です。
|
|
1シーズンでインフルエンザに2回かかることもある?
インフルエンザは1シーズンでa型とb型同時に流行することもあります。
ですので1年でa型、b型両方にかかってしまうことは十分にありえます。
私の子供も、11月初めころにa型、2月初めにb型にかかったという年がありました。
また、a型は変異することが多く、a型の中でも抗原型の違いにより、aソ連型や、a香港型のような亜型に分類されています。
そのため1シーズンで、同じa型で複数の亜型が流行している場合は、まれにa型に2回かかってしまう、ということもあります。
|
|
インフルエンザの予防にはマスクよりも外出後のうがい手洗い
インフルエンザウイルスは感染力が高いので、予防はウイルスになるべく触れないことが重要です。
また、予防接種は本格的な流行の前にうっておく方がいいです。
【インフル予防は秋から】
・予防接種は本格的に流行し出す前に
・流行のピークが終わる3月まで効果を保つためには、11月中に接種を終えている必要がある
・13歳未満は2回接種の必要があるため、1回目の接種は10月中にhttps://t.co/CjGaRrosPW— 地震・ニュース速報@Yahoo!ニュース (@YahooTopicsEdit) 2018年9月17日
インフルエンザの感染経路は2つあり、感染者が咳やくしゃみをしたときに、飛び散った飛沫を鼻や口から吸い込んでしまう飛沫感染と、咳やくしゃみを手で押さえた感染者がウィルスのついた手で触ったドアノブなどを触り、手を介して鼻や口にウィルスが渡ってしまう接触感染です。
「吸い込む」「触る」が2大感染ルートとなり、1~3日の潜伏期間を経て発症します。
厚生労働省は体調に不安がある場合は人混みを避けるほか、外出後は手洗いとうがいをして接触感染を防ぐよう呼びかけています。
また、予防に効果的と思われるマスクですが、防毒マスクのようなものでなければウイルスを完全に防ぐことは難しいこと、また接触感染は防ぐことはできません。
感染者がつけて飛沫を防ぐには大変効果的なのですが、予防の意味では基本のキともいえる、外出後のうがい、手洗いを丁寧に行なったほうがよさそうです。
|
|
さいごに
インフルエンザにかかると成人でも非常に辛いですが、子供や高齢者にとっては命にもかかわってくるほどの恐ろしい病気です。
自分でできる予防を行なって、万が一かかってしまった場合も無理せずにゆっくり休み、感染拡大を防ぎましょう。
コメントを残す