あさりの砂抜きの方法が知りたい!失敗しないやり方とあさり保存方法

スポンサーリンク


潮干狩りといえば、春先のイメージがありますね。あさりの旬は春の産卵を控えた時期は、身が肥えておいしい2~4月です。
でもその時期だけではないんです。あさりは秋にも産卵をするので9~10月もまた旬となるのです。
あさりの美味しい秋に、絶対に失敗しない砂抜きの方法をご紹介します。

スポンサーリンク



目次

あさりの砂抜きは一晩やらないとだめ?


あさりの砂抜きですが、適切な塩加減と時間、保存場所がポイントです。
スーパーで買ってきたあさりなら2~3時間程度で砂抜きすることができます。気になる方は6時間やると間違いないです。
基本の砂抜き方法は、水を300ml入れ、小さじ2弱(海水と同じ塩分濃度になるように。9~10%くらいの塩水)の塩を入れて塩水を作ります。
そこへあさり300グラムを並べて、塩水から少し頭が出るくらいに塩水の量を調整します。
あさりが沢山砂をはけるように、新聞などをかぶせて少し暗くして涼しいところにおいておきます。

もし、潮干狩りであさりをとってきた場合は、潮干狩り会場にはたいてい海水をもらえる水道がありますのでそこで空のペットボトルに海水を詰めて家に持って帰ってくるのがおすすめです。

家に着いたら、バットやバケツなどにあさりをならべ、ひたひたに海水を入れて一晩涼しいところに置いておきます。
我が家は潮干狩りに毎年行っていますが、砂抜き処理はバケツでしています。
それでも活きがいいからか、バケツを越えてあさりの吐いた水が周辺にとびちります。なので、夜お風呂場において砂抜きすることが多いです。
砂抜き処理が終わったら、貝と貝をこすり合わせてよく水で洗って、水を切って冷蔵庫にいれています。沢山とってきたときはその日食べない分はそのままジップロックに入れて冷凍しています。
冷凍しておくと、あさりのお味噌汁も酒蒸しも下処理なしで簡単に作れて便利ですよ。解凍せず冷凍したままどぼんと入れて調理し、1~2ヶ月ほどで食べきるようにしています。

スポンサーリンク


あさりの砂抜きをしたけれど、あさりが開かないのはどうして?

あさりの砂抜きをして、調理をしてもあさりが開かないというときは、そのあさりは死んでいます。
ずっと口が開きっぱなしのあさりも死んでいます。また他の貝と比べて軽く感じるものは死んでいる可能性が高いです。
死んで腐ってしまったアサリなどの貝類は、「貝毒」と呼ばれる毒を発生し、食後24~28時間で、悪寒、食欲、不痛、倦怠感、悪心、嘔吐、便秘等を発症します。
貝毒は恐ろしく、激しい症状が引き起こしますので、死んだあさりを見つけたら、もったいないですけれど捨ててしまいましょう。

スポンサーリンク


あさりをむき身で冷凍保存する方法

あさりをそのまま冷凍するワザは先ほどお伝えしましたが、お料理によってはむき身のほうが使い勝手がいいものも沢山ありますよね。
クラムチャウダーやドリアなど洋風のクリーム系のお料理で殻つきだと、食べるとき手がべたべたになるので、むき身をスプーンですくって食べたいです。
あさりをむき身で冷凍する方法ですが、砂抜きしたあさりを大量のお湯でゆで、ひたすら殻から身をむき、ちょっと水分をとってからジップロックで冷凍です。
なかなか大変な作業ですが、空いた殻を1つ道具として右手に持ち、左手で身のついたぱかっと開いた殻を押さえて、道具の殻で身をこそげとるようにすると、するっと取れるあさりも多いです。
根性のあるあさりはとれずにぼろぼろになってしまうこともありますが、慣れてくると上手に取れるようになります。

ゆでるのも面倒なときは、レンジでチンで殻を開けることができます。
だいたい600Wで2、3分もチンすれば殻が開きますので、様子をみながらチンしてください。
殻が開いたら、ゆでたときと同様に殻から身をはずしてジップロックで冷凍です。

お湯でゆでたときは、お湯は捨てずに味噌汁やクラムチャウダーなどのだし汁として使うとおいしいです!いくつかゆでたものを戻して具として使っています。
レンチンしたときも、少しゆで汁が出てきますので、そちらもだしとしていろんなお料理にちょい足しして使うと美味しいです。

スポンサーリンク


さいごに

あさりは身は小さ目ですが、お料理するととってもだしが出て、美味しい食材です。
砂抜きさえうまくいけば、酒蒸しや味噌汁も、とっても簡単にできるのに、贅沢なお料理に見えます。
砂抜きがうまくできていないあさりは、噛んだときジャリとした感じがとても嫌ですよね。お子さんはあさりそのものが嫌いになりかねません。
私もまさに、子供のころその理由であさりが嫌いでした。
栄養たっぷりで、美味しくて、そこそこ安価で購入できるあさりは優秀な食材です。どんどん食卓で活躍させましょう!

スポンサーリンク



コメントを残す