滝川クリステル「アースウォーカー」(12月31日)「水」とは何か


アースウォーカーは、2012年から年に1回から2回のペースで放送されている、滝川クリステルさんが生命の惑星・地球と人間が共存するための知恵を求めて、世界の不思議を感じる旅にでるという番組です。
ドキュメンタリー番組を作る仕事にかかわりたい、というのが滝川さんの夢であり目標だったとおっしゃっているとおり、滝川さんの力のこもった命を感じる番組になっています。

これまで、世界一大きい木「ジャイアントセコイア」のツリー・クライミングを行ったり。世界初の国立公園イエローストーンで、そこに住まう動物たちに出会ったり、小笠原やパプアニューギニアなどに訪れたりと、さまざまな場所で生命の不思議に迫ってきました。
第9章となる今回は、ヒマラヤの「氷河の一滴」からガンジス川へと流れる水を追って、「綺麗な水」と「豊かな水」の決定的な違いを探しに行きます。
水や、ガンジス川が周囲の人々の生活にどのように使われているのか、調べてみましたのでご紹介いたします。



ヒマラヤ「氷河の一滴」とはなにか?


ガンジス川はアジアの70%を潤し、4億人の飲み水として利用されている大河です。
その大河であるガンジス川の源であるのがヒマラヤ山脈の氷河で、標高4000mという過酷な環境からすこしずつ溶け出して水を生み出しています。
その氷河の溶け出した一滴一滴が川となり、ガンジス川へ流れていくのです。
ヒマラヤ山脈から溶け出した水は、はじめにネパールのトリスリ川に流れます。

このトリスリ川はカトマンズとポカラやチトワン国立公園との間にある川で、ネパールを観光する人々に人気のアクティビティー「ラフティング」を楽しむのによく利用される川で透き通った大変綺麗な水です
魚の養殖も盛んにおこなわれていて、周辺の食堂にはたいてい魚のフライが提供されます。
そして水力発電も盛んに行われています。
この綺麗な水は、人々の喉だけでなく、仕事や電気に変わり生活を潤しています。

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ガンジス川の水が周囲に住む人々の生活に与えている影響は?

トリスリ川はほかの川とも合流し、ガンジス川へと流れこみます。
今ガンジス川の汚染は大変なことになっています
2017年の政府調査で、最大で基準値の23倍のふん便性大腸菌が検出された地域もあり、巡礼者が沐浴するのは危険と地元新聞が伝えているほどです。
ガンジス川の水は調理や水浴びに使われている一方で、排せつ物や川岸で火葬された遺体や遺灰も流されているのは有名な話ですが、加えて工場廃液も増加しています。

インドのモディ首相は2015年、30億ドル(約3170億円)を投じてこの川を浄化するとしましたが、状況改善のために実際に使われた予算はその4分の1以下であったことがわかっています。
10億人を超えるヒンドゥー教徒にとって、ガンジス川は聖なる川であり、聖なる水です。
この汚染された川であっても、敬虔なヒンドゥー教徒にとっては、バラナシで火葬してガンジス川に流してもらうことがインド人の最上の幸せであり、この川で沐浴をすると今までの罪が全て洗い流されるという特別な川なのです。
最悪の場合は死んでしまうこともあるほどの汚染されたガンジス川ですが、インドのヒンドゥー教徒にとっては間違いなく「豊かな水」であり特別な存在なのですね。

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さいごに

滝川さんが旅をしたヒマラヤ山脈から流れる氷河の一滴から、トリスリ川、ガンジス川について調べてみました。
トリスリ川は、周囲に田園が広がるのどかな風景の一部になっていて、本当に綺麗な水でしたが、ガンジス川は日本人が想像を絶するほど汚染されているようです。
泡立ち、ゴミがいたるところにある風景が悲しくもありますが、ガンジス川の存在は、他には変えることのできない特別なものだということもわかりました。
インド政府による浄化政策が進むといいなと願わずにはいられないですね。

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