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新入社員でも円満退職できる切り出し方
新入社員でなくても、退職を切り出すのは難しいものです。
まず一般的な退職の切り出し方をご紹介しましょう。
退職の意思を伝えるのは、直属の上司となりますので、研修中であれば研修を担当してくださっている上司、またすでにどこかに配属されているのであれば、その配属された部署の課長やプロジェクトリーダー、または指導係となります。
普段、指示を受けたり、報告をしている上司、先輩に退職の意思を伝えましょう。
業務中に突然呼び出すのではなく、事前にアポを取る、または業務時間外に「お話があるのですがお時間をいただけますか?今よろしいですか?」と時間をとってもらうことがマナーです。
業務中ではなく、2人きりになれる会議室等で落ち着いて退職の意思を伝えましょう。
退職の理由を聞かれると思いますので、考えておく必要がありますが、会社のマイナスとなるようなことは言わない方がベターです。
ほかにやりたいことがあり、それを実現できる転職先が見つかった、というのが一番無難な理由となりそうです。
退職を切り出すときは、「突然で申し訳ないのですが…」といった感じで、これまでお金をかけて募集、研修をしてきてくれた会社への気遣いも忘れず、けんか腰での伝え方は避けましょう。
退職を考えなおす可能性のある方には別ですが、絶対に退職をしたいという場合は、退職させていただきたいと思っています、といった感じで、決まったことを伝えるような感じですと、双方にとって無駄なく話が進みますので、退職を考えているのですが…といった相談の体で話すことはやめましょう。
もし、体の拒否反応がすでに出てしまっている、上司と話すことはもう無理、会社に行けない…というところまで追いつめられてしまっている方は、電話での連絡でも仕方がないですね。
ただし、できるだけそこまで状況が悪化する前に、きちんと手順を踏んで新しい道にすっきり進めるようにしていただけるといいなと思います。
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さいごに
新入社員の方の退職の切り出し方、流れをご紹介いたしました。
社会人デビューしたばかりだと、すでに社会人の大ベテランとなっている先輩、上司とは話が合わないこともあるでしょうし、納得できないこと、理解できないことも多々あるかもしれません。
ただ、仕事の内容で納得できないのであれば、上司の姿を見てあんな感じで仕事がしたい、という方がいれば我慢して続けてみるのをお勧めします。
短絡的にもうやーめた、というのではなく、きちんと考えて、どの道に進むのが自分の成長できる環境となるのか、しっかりと選択できるとよいですね。
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