|
|
お盆にお墓参りに行くということ
本来、いつ行ってもよいはずのお墓参りですが、なぜお盆にお墓参りをするようになったのでしょうか?
一般的には、迎え火をたく、盆の入りの13日に、ご先祖様をお迎えに行くという意味も込めてお墓参りに行くようになりました。
きれいな状態でお迎えするために、本家の方や、お墓の近くにお住いの場合は、親戚の方が来る前、8月上旬にはお墓をきれいにしておきます。
そして、ご先祖様をお見送りする16日にも、お墓参りをすることもあります。
14日、15日に留守参りと言って、ご先祖様がこちらの世界にきて、留守となっているお墓をお守りくださっている仏さまに感謝を込めてお墓参りをする地域もあります。
こういったわけでお盆にお墓参りに行く習慣ができたわけですね。
ただ、様々な事情でお盆にお墓参りに行くのが難しい方もいっぱいいらっしゃいますよね。
お盆にお墓参りに行くのはご先祖様のお迎えやお見送りのために行く、ということなので、お盆に無理やり行かなくても、お家でご先祖様を偲ぶことでも問題ありません。
ご都合の良いときにゆっくりとお墓参りに行くようにしましょう。
お盆期間中に仕事でお墓参り行けないので、1人で今から行ってくる!
うちのお墓と、母方の実家の
お墓同士が近いから、すぐ行けるのが助かるよ
農協でお花買って行こ~
— 撰那 (@aoichiru) August 12, 2019
お盆の時期は、周りのお墓がきれいになっている中、自分のお墓が汚れているのは気になるという方は、掃除を代行してくれる業者に頼んだり、墓地の管理者に相談してみるといいかもしれませんね。
一人で抱え込まず、できる範囲でご先祖様を敬い偲び、思い出せるとよいですね。
|
|
さいごに
お盆の由来や歴史、そしてお盆にお墓参りに行くということについて調べてみました。
今、個々の事情は尊重される時代になりつつあります。
お盆の時期に必ずしも実家に帰り、お墓参りに行くというのが難しい方もたくさんいるかもしれませんが、できないことで胸を痛めるよりも大切なことがありそうです。
命日、お彼岸、お盆…
毎回思うけど、
お仏壇、お墓参り
生きてる者の都合なんだなご先祖様は
もっと会いに来て欲しい、
色々して欲しいって思ってるだろうに…今回は仕方なかった…
まぁ、どこにいても供養する気持ちが大事…って、
これも勝手な解釈だね(苦笑) pic.twitter.com/DEzMRvz5P9— れい🕶️🎤🎸(ツイートが消える不具合中でございます) (@shogo_you_kei) March 6, 2020
形式的なことを引き継いでいくのではなく、形は変えてもご先祖様を大切に思うということが一番大事なのですから、ご自身のできる範囲、できるときにお墓をきれいにして、お盆の時期には遠くからでもお墓の方向に手を合わせるようにしたいものです。
コメントを残す