きょうの健康(12月17日) 肺の病気“COPD”のチェック方法


COPDとはchronic obstructive pulmonary diseaseの頭文字をとった呼び名で、慢性閉塞性肺疾患のことです。
肺の炎症性疾患なので、たばこが原因となることも多い、生活習慣病の1つとも言われています。
きょうの健康(12月17日) では、このCOPDについて特集します。

なんだか調子がよくないな、という感じではっきりとした自覚症状がなくても、タバコを吸う習慣のある方には身近な病気ですので、COPDの可能性があります。
自分でできるチェック方法をご紹介していきます。



自分でできるCOPDチェックの方法


40歳以上でタバコをすう習慣のある方は、それだけでCOPDのリスクがぐっと高まります
坂道や少しの運動で息が上がってしまうと感じる方、のどがぜいぜいヒューヒューいっている方、風邪をよく引く方は、COPDの可能性がありますので、以下のチェックを行ってみてください。
1ヶ月以内に息切れを感じた、咳をしたとき、粘液や痰などが出た、呼吸に問題があると自分で感じる、これまでの人生でたばこを少なくとも100本は吸っている、上記の症状が思い当たる方は、かかりつけのお医者様に相談してみてください。

問診でCOPDが疑われると、特徴である気道が狭くなり息が吐き出せないという部分を確かめるため、スパイロメータという器具を使って肺がうまく働いているかを調べることになります。
これは肺活量を調べられる機械で、空気をいっぱい吸ったあと、思いっきり吐き出した空気の量を調べることができます。
またその空気量は、はじめの1秒で全体の何パーセントが吐き出されるかも確認されます。
はじめの1秒で、より多くの量を吐き出せるということは、気道が狭くなっていない、閉塞されていないということが分かりますし、肺の弾力もあるのでよりよい、という事になります。
肺の健康状態の指標のひとつとして、肺年齢というものもあります。
同世代の肺と比べて、ご自身の肺は健康なのか、老化が進んでいるのかがわかるのですが、COPDである場合は、肺年齢は実際の年齢よりも高齢になってしまいます。

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呼吸リハビリテーションとは?

COPDを含め、呼吸器疾患を患ってしまうと、息切れをしてしまうことから動くことが億劫になってしまい、食欲もなくなり体重も減少していってしまうということが起こりかねません。
けれど長い人生、楽しめる範囲で、息切れをコントロールしながら無理なく身体を適度に動かして、仕事や家事、趣味を楽しむことで人生を楽しんで生きたいものです。
そして、規則正しい生活、身体を考えた食事をしっかりと取り、薬もきちんと飲むことで自分の生活を自分で管理していくこと、これを呼吸リハビリテーションといいます。
一度、主治医にご自身に適した運動量などをご相談の上、自分でしっかり生活をコントロールして、これからも続く人生で、趣味や生活を楽しんでいきたいですね。

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COPDと診断されたら気をつけたいこと

COPDになった後に、風邪やウイルス性の病気(インフルエンザなど)にかかることで、症状が悪化し、いつもの治療ではよくならなくなってしまうことがあります

命にかかわることもありますし、いったん症状が悪化すると、もともとのCOPDの症状も悪化してしまうこともあります。
元の状態に戻るまでに1ヶ月以上かかることもありますし、とにかくそういった感染性の病気にはかからないように気をつけなくてはなりません。
基本的なことですが、うがい手洗いなどの風邪の予防対策をしっかり行うこと、インフルエンザや肺炎球菌などのワクチンを接種して、感染しないよう感染しても軽くなるように対策苦すること、普段から運動を行って身体の機能を保つことも大事になります。

症状が悪化しないよう、風邪などの感染症にかからないよう予防することが大事ですが、万が一のときは早期に発見することも大事になります。
少しでも普段と違う、発熱があったり風邪を引いたような症状を感じた場合は、早めに主治医に相談するようにしましょう。

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さいごに

COPDの病気のご紹介から、診断方法、気をつけることなどをご紹介しました。
75歳以上の喫煙者では、半数以上がCOPDに罹患しているという説もあるほど、タバコを吸う人にとってはとても身近な疾患になっています。
つらい病気ですし、治るというより、長く上手に付き合っていく病気になりますので、気になることがありましたら早めにお医者様にご相談されたほうがいいかもしれません。

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