きょうの健康(12月20日) 窒息を予防を知ってお正月を迎えよう

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毎年毎年、お正月になるとお餅を詰まらせてしまうことによる悲しい事故が報道されています。
これだけニュースになっていても、毎年同じ事故が起きるというのは、自分だけは大丈夫、という過信があるのかな?と思います。

きょうの健康(12月20日) では、餅だけじゃない!窒息の予防と応急処置という内容で放送されます。
これは、高齢の方だけでなく私のような小さな子供を持つ世代にも知っておきたい知識だと思いました。
窒息の予防の仕方と、応急処置について調べてみましたのでご紹介いたします。

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目次

窒息の予防方法


窒息の事故の例としては、以下のようなものがあります。
こどもがピーナッツを食べた直後むせてしまい、その後意識がなくなった。その後救急搬送され、医療機関で気管支からピーナッツを除去された。
高齢の方がもちを食べてのどに詰まらせ、駆けつけた救急隊によりもちを摘出された。
保育施設で起こった白玉団子による窒息事故。

子供や高齢の方から窒息事故を予防するためには、食事を用意する周囲の人間が口にする食品に気を配ることが大事になります。
食べやすい大きさに小さくきることや、1口の量を調整すること、またゆっくりとよくかむように伝えることも基本的なことですが大事なことです。
直径が1センチから5センチ程度のもので噛み切りにくいもの、そしてつるんと入ってしまうようなものや、吸い込んで食べるような構造のものは窒息の危険性が高くなります
お餅やあめ、お団子などだけでなく、ご飯やパン、バナナやゼリーでも窒息は起こります。

食事の際には遊んだり歩き回ったりしないよう、きちんと言い聞かせ、また食事中に驚かせたり泣かせたりしないようにしましょう。口の中に入っているときにしゃべったりするのもよくありません。
お茶やお水を飲んで、のどを湿らせながら食べること、また豆類は誤って気管支に入りやすいので、3歳ごろまでは止めておきましょう。
ぶどうやトマト、りんごなどでも窒息が起こります。1cm以下に小さ絶対にいやですので、く切って、気をつけて食べるよう伝えるようにしましょう。
近くにいながら窒息事故が起きてしまったら絶対後悔するでしょうし、小さな子供は3、4歳ごろまでは注意してあげて、また高齢の方との食事の際も十分に気をつけるようにしたいですね。

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窒息の応急処置

十分に気をつけていても、それでも起こってしまうのが事故というものです。
窒息が起こってしまった際の応急処置をご紹介します。

のどに詰まると、急に咳き込んで苦しそうにしたり、息をするときヒューヒュー音がしたり、もっとひどいと咳も声も出せなくなります。
そうなったら、まずは119番通報をして、応急処置を行いましょう
意識がない場合は、異物が取れるか救急隊員が到着するまで心肺蘇生を行います。
意識がある場合でも。異物を取り除くために赤ちゃんの場合は仰向けに抱っこし、後頭部を片手で支え、もう片方の手で胸を圧迫します。(心臓マッサージの要領で)
そして、今度はうつぶせにして、あごを片手で支え、もう片方の手で背中をバンと叩きます。
これを数回ずつ繰り返してください。
大人や幼児の場合は、後ろから抱きかかえるようにして、両腕を回し、みぞうちの下で握りこぶしを作って、上へと圧迫していきます。
もし、後ろから両手を回すことが難しい場合は、横向きに寝てもらうか、前のめりになるように座ってもらい、後ろから背中を叩きましょう。
ぐったりして反応がなくなった場合は、心肺蘇生法をしてください。

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さいごに

窒息が起こってしまった場合の対処法をご紹介しました。
窒息がトマトやぶどうでも起こるなんて私も思ってもいなかったのでとてもびっくりしました。
窒息事故が目の前で起きれば、パニックになってしまうかもと思いますが、そういったときこそ落ち着いて応急処置を行い、しっかりと対処できるようにイメージトレーニングはしておきましょう。

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