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入学祝いを水引きなしで贈っても大丈夫?
入学祝いを現金で渡す場合は、やはり水引きのついたのし袋に入れてお渡しするようにしましょう。
もし、現金ではなく子供にプレゼントを渡す場合でも、のしをつけてお渡ししたいところです。
親御さんとの仲にもよるかもしれませんが、お誕生日やクリスマスとは違い、節目のお祝いです。
きちんとした形式で渡して、子どもにも成長を喜びや、入学する節目の特別なお祝いなんだと分かってもらいたいですね。
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入学祝いの水引きは結び切りを使う?
水引の結び方は、3種類あります。
いわゆる蝶々結びである「花結び」、上向きに飾り紐の先が向いていて、ほどくことが難しい結び方「結び切り」、そして、やはり上向きに飾り紐の先が向いているのですが、中央の結んである部分があわびのような、∞のような結び方をしているのが「あわじ結び」です。
それぞれ水引きにも意味があります。
お祝い事については、「赤白」「金銀」「赤金」などのおめでたい色の水引きが使われます。
飾り紐の本数は、5本が基本形です。
ただ、7本や9本のものもありますし、粗品などには1本や3本の水引の印刷がされているものが使われることもあります。
花結びは、何度でも結びなおすことができるものですので、入学祝いや出産祝いなど何度あってもうれしいお祝い事に使われます。
結びきりは、固くほどくことができないという結び方から、繰り返しませんように、今回一度で終わりますようにという弔事やお見舞いに使われます。
また、結婚のお祝いのご祝儀でもこの結び切りを使われます。
『祝儀不祝儀袋』
袋の水引 向かって一番左が「花結び」中央と右が「結び切り」 良く祝いの席では花結びが使われますが 用途に応じて結び切りが好まし時があります
繰り返さないという意味で 例として病気の快気祝い等です日頃の行動が仇にならぬ様に 物事の意味を学ぶ事大切だと思います🙂🙏 pic.twitter.com/LPtbc5V99v
— 太田屋_岡谷本町店 (@ohtaya_okaya) 2018年4月28日
あわじ結びは、お祝い事でも弔事でも使うことのできる水引きです。
中央の無限大のような形の部分があわびのようでおめでたく、結びきりと大きく違うところが、両端を持って引っ張るとさらに強く結ばれるところで、お祝いごとでも使うことができます。
花結びと結び切り、どちらがいいのか分からないときは、このあわじ結びを選べばいいですね。
入学祝いで使う水引きは、花結びかあわじ結びを使うようにしましょう。
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さいごに
入学祝いを現金で渡す際のマナーについて紹介しました。
入学という節目を迎える子どもへのエールや、親御さんへ成長の喜び、お祝いを伝える機会ですので、大人として間違いのないお祝いの仕方、お祝いの贈り方をしたいですね。
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