七夕にそうめんを食べる地域がある?由来や夕飯のおすすめ献立

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七夕といえば、織姫と彦星が年に1度会えるという、なんともドラマチックの日ですよね。
子どもにとっては、笹に願い事や飾りをつけて楽しめるイベント性の高い行事なので、保育園や幼稚園では先生に紙芝居を読んでもらったり、笹飾りを作ったり、特別なお菓子が出たりと楽しみな1日にしている園も多いようです。

ただ、家庭で七夕の行事をお祝いしようと思っても、その日の夕飯のメニューはなかなか定番のものは思いつかないもの。
ひな祭りではちらし寿司、節分では恵方巻、クリスマスはチキン、など主婦には定番化されているメニューがあると、その日の献立を考えるのが少し楽だったりするのですが、七夕というとってもイベント性の高い行事に定番メニューがないのは不思議だなあと思っていました。
そこで調べてみると、七夕にそうめんを食べるというのが定番化されている地域があるようなんです。

なぜ七夕にそうめんを食べるのか、その由来やそうめんに合わせるおすすめの献立を調べてみましたのでご紹介いたします。

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目次

七夕にそうめんを食べるのは北海道や東北では常識


七夕にそうめんを食べるというのが定番となっているのは、北海道や東北地方の一部のようです。
そもそも、七夕は奈良時代に中国から織姫彦星の元となる伝説とともに、糸や針の仕事を司る女性たちの手芸の技術の上達などを願う行事として伝わりました。
その際に、お供えとしてささげていたのが、5色の布や糸、果物とともに、索餅という小麦料理で、縄に見立てて長細くして揚げたようなお菓子だったとか。
索餅が平安期くらいから、そうめんに代わり、江戸時代にはすっかり七夕のお供え物としてそうめんは定着したんだそうです。

ただ、現代の日本では、そもそも七夕にお供えをするという概念もなくなっていますよね。
しかしながら七夕にはそうめんを食べるという習慣として、北海道や東北地方のある地域でのみ残ったようです。
この歴史を受けて、全国乾麺協同組合連合会では、昭和57年に7月7日を「七夕・そうめんの日」と決めて、針仕事などの芸事だけではなく、恋愛でも健康でも、すべての願い事が叶うよう、そうめんを食べようと普及活動を行っているようです。

とってもキャッチーでよい行事食だと思うのですが、残念ながら日本全国には定着していないとは思うのですが、節分の恵方巻のように、いつ「突然の大ブームからの定番」となるかわかりません。
少なくとも我が家では今年からは七夕はそうめん、を定着させようと思います。

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七夕そうめんにぴったりの献立

では、七夕にそうめんを食べることが決まったら、献立も一緒にいくつか考えておきましょうか。
夜ごはんにそうめんだけ、というわけにはいきませんからね。
まず、そうめんにはネギやしょうが、みょうが、しそ、お子さんにはツナやハム、コーン、錦糸卵、枝豆など、トッピングをたくさん用意しておくと、最後まで飽きずにたくさん食べられます。
そして、おかずも用意するならおすすめなのは、ゴーヤチャンプルーです。これでお野菜もお肉もお豆腐もとれるので栄養バランスばっちりになります。
作るのも切って炒めるだけで簡単ですし、今や夏の食卓には定番になりましたよね。
子どもがあまり食べないかも~というご家庭なら、冷しゃぶサラダはいかがでしょうか?
こちらも、たくさんの野菜に豚肉の薄切り肉をしゃぶしゃぶして乗せるだけですから簡単なうえに、栄養バランスもとれ、見栄えもよいです。
ドレッシングやマヨネーズ、ポン酢、ごまだれなどお好きな味付けをご家族それぞれが選べますし、暑い夏でもバクバク食べられてしまうメニューです。
お魚の気分、ということでしたらアジの南蛮漬けなんて言うのもさっぱりして食べやすいですよ。一緒に玉ねぎやパプリカなどのお野菜もたっぷりと漬け込めば、お酢とお野菜を一緒に取れて、とってもヘルシーな一品になります。
タラなどの白身魚でしたら、塩コショウを振って、片栗粉をつけてカリッと焼き、一度取り出して、にんじんやピーマンなどの野菜を炒め、後からカリッとした魚を戻して、さっと魚野菜炒めにするのもおすすめ。
そうめんにあう、そして1皿で栄養バランスの取れる簡単なお料理をご紹介しました。

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さいごに

七夕にそうめんを食べる由来や、そうめんに合う献立をご紹介しました。
願い事が叶う、なんて七夕そうめんはとても素敵な行事食だと思いませんか?
そうめんは夏の定番ですが、やはりお昼ごはんに登場することが多いですが、今年の七夕はあえて夜ご飯にそうめんにしてみませんか?

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