遠足のお弁当で注意するべきこと
遠足のお弁当にはいろいろな注意点があります。 せっかくのお弁当が残念な思い出にならないようにする ポイントを押さえていきましょう。- 食中毒
最も気を付けなければならないのが食中毒です。 保冷剤は効いても最大2時間だそうです。 また抗菌シートは、そのシートが触れている部分にしか効果がありません。 昔ながらの梅干しは効果がないことが確認されています。
- お弁当箱の中でバラバラになってしまう
お弁当をどんなに可愛く作ってもお弁当箱の中で バラバラに散らかってしまっては意味がありません。 子供ならリュックをその辺に投げ出すなんて当たり前です。 お弁当の中が動かないような工夫をしてあげましょう。
- コンビニなどで買ったものをそのまま持っていく
遠足の朝、何らかの事情でお弁当が作れないようなことが起きないとも限りません。 そんな時でも、できることならお弁当箱に詰めてあげましょう。 コンビニ弁当やおにぎりは他の子供たちにもそれとわかります。 からかわれたりすると、大人になっても寂しい思い出になって残るものです。
遠足のお弁当でキャラ弁は喜ばれない?
保育園児や幼稚園児ならキャラ弁はとてもうれしいものかもしれません。 しかし、小学校へ入るころになると次第にキャラ弁を持っていく人が少なくなります。 だんだんキャラ弁を持っていくことが恥ずかしいという雰囲気が出てくるのです。 特に男の子はキャラ弁に抵抗が出てくるようです。 女の子の場合にはいくつになっても可愛いお弁当を喜ぶ子供もあるようです。 それでも、本人に確認してあげましょう。 一生懸命手間をかけたキャラ弁が喜ばれていなかったらガッカリですから。 だからといって、渋いお弁当ではかわいそうです。 手をかけたお弁当でも色どりがよくないと 子供の目には手がかかっていないように見えてしまいます。 赤、黄、緑、黒、白の食材をまんべんなく入れてあげるときれいに見えます。 難しく考えなくても、野菜、卵、ご飯、海苔などの 定番食材だけで彩りよく作ることができます。 また、彩りよくすると自然に栄養バランスも整います。遠足のお弁当を腐らせない方法
遠足のお弁当を腐らせないためにはどのようなことに気を付ければいいのでしょうか? 手、お弁当箱、キッチン器具を清潔にするのは基本中の基本です。 まな板や包丁に菌がついていれば、それを使って調理されたお弁当は 腐りやすくなります。- 当日調理する
前日から調理して冷蔵庫に入れておいたものはどうしても腐りやすくなります。 大変ですが、当日の朝早起きして作ってあげましょう。 どうしても、前日調理したい時には当日の朝再加熱しましょう。
- 加熱調理したものだけを入れる
キャベツの千切りやレタス、プチトマトなどを使いたくなりますが 遠足のお弁当には不向きです。 ブロッコリーやカリフラワーニンジンなど加熱調理する野菜を入れましょう。 肉や魚も当日加熱したものだけを入れます。 ハムも焼いてから、卵は半熟はやめてしっかり加熱しましょう。 ローストビーフはお弁当のおかずには向いていません。
- あまり細かい飾りつけをしない
細かすぎる飾りつけは、手で食材を触る機会が多いことになります。 手はどんなにきれいにしても無菌にはなりません。 できるだけ食材を手で触らない方法を選ぶのも 腐りにくくすることに繋がります。
- 全部冷ましてから入れる
当日加熱すると冷ますのに時間がかかるので大変です。 しかし、温かいまま入れるとお弁当は腐りやすくなります。 また、温かいものと冷たいものを同時に入れると腐りやすくなります。
- 保冷剤、抗菌シートを入れる
温かいまま詰めたり、前日調理したりした弁当には 保冷剤や抗菌シートを使っても腐りやすいのに変わりありません。 でも、前日調理してきちんと冷ましてから入れたお弁当を さらに腐りにくくするにはそれなりの効果は期待できます。 もちろん過信は禁物です。
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