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節分の豆まきする?しない?
小さなお子さんがいるご家庭では豆まきをすることが多いようです。 みなさんも小学生くらいまではしていた、という人が多いのではないでしょうか? 最近では、子供が独り立ちし、親だけではしないし、 一人暮らしでもしない、ということで豆まきをする人が減っているようです。 また、掃除が大変だから豆まきはしないという人や、 まいた豆がもったいないから外にはまかない人、 豆を食べるだけという人もいるようです。 近年はマンション暮らしの人も多いため、豆まきをしづらいというのも 豆まきをする人が減っている理由の1つにあります。スポンサーリンク
節分に豆まきをする意味は?
「鬼は外、福は内」の掛け声で知られるように、豆まきは鬼を払うためにします。 豆をまくだけで鬼が払えるの?福を招けるの?と疑問に思ったことはありませんか? 豆まきの由来を知ることでその疑問を解決しましょう! 諸説ありますが、豆まきの起源は古代中国にあると言われています。 古代中国では、大晦日に邪鬼や疫病などを打ち払うために、 鬼の面をかぶった人を桃の木で作った弓矢で射って追い払う 「追儺」という儀式がありました。 その「追儺」の儀式が奈良時代に日本に伝わり、 平安時代には宮中で大晦日に行われるようになりました。 その行事の1つの「豆打ち」が、江戸時代に現在のような豆まきの行事として 一般庶民の間にも広まりました。 本来は大晦日の行事でしたが、旧暦では新年が春から始まるため、 立春前日の節分の行事に変わっていきました。 季節の変わり目は、鬼などの妖怪や悪霊が集まり、 疫病や災いをもたらすと考えられていたため、豆まきで邪気払いをしたようです。 なぜ「豆」をまくことで鬼を払えるのでしょうか? こちらも諸説ありますが、宇多天皇の時代に、鞍馬山の鬼が出て来て都を荒らすのを、 炒り豆で鬼の目を打ちつぶし、災厄を逃れたという伝説が はじまりだと伝えられています。 豆には生命力と魔除けの力があるという信仰があり、 語呂合わせで「魔目(豆・まめ)」から、鬼の目に投げつけて 鬼を滅ぼす「魔滅」とされるようになりました。 このようにして、鬼に豆をぶつけることによって邪気を追い払い、 一年の無病息災を願う「豆まき」が日本の風習となりました。スポンサーリンク
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