今や夫婦の3組に1組が離婚しているという時代です。2分に1組が離婚しているとも言われています。
離婚の原因で多くを占めるのは、性格の不一致、なのですが、実際のところ、どんなところから離婚につながるほど亀裂が入ってしまうのでしょうか。
ちなみに、女性側の離婚原因の2位、3位は身体的、心理的、そして経済的DVが続くのですが、その理由ならば離婚も納得ですが…
その順位を上回るのが性格の不一致、というのが意外と知られていない、びっくりな理由なのではないでしょうか。
不倫や、親戚との不仲、なども結婚してからのことなので、離婚を考えてしまうのは大変分かるのですが、離婚理由の1位は性格の不一致…、
これでは突然離婚を言い出された、と思ってしまう男性もいるのではないでしょうか?
そこで、離婚したい妻の心理、女性はどういう行動や言動で離婚を考えてしまうようになるのか、さらに、離婚を言い渡された後に、夫婦仲を修復することができるのかどうかを調べてみましたのでご紹介いたします。
離婚したくなってしまう夫の言動や行動
お互い大好きな状態から始まるはずの結婚生活ですが、いつ女性は離婚を考えてしまうようになってしまうのでしょうか。
まずは
男性が無意識のうちに、女性を下に見ている場合、知らず知らずのうちに妻を傷つける発言をしていることが考えられます。
そんなことも分からないのか、このくらいやっておいてくれ、のように人に何かを頼む態度とは思えない形で物事を押し付けてこられたら、いつしか妻は追いつめられているかもしれません。
妻が子供のことを相談したいときに、お前に任せている、ですとか今疲れているから後にして、ですとか逃げられてしまうと、一緒に子育てしている気持ちにはならないですよね。
共働きをしているのに、面倒な家事、育児はすべて母の仕事だと思い込んでいる方も、令和の今、それは当たり前でないことを気づかなくてはいけません。
さらには休日などに、自分のことばかりでお金もじゃんじゃん使って趣味に没頭されたら…なんで私ばかり我慢をしているの…という気になるかもしれませんね。
もちろん、
暴力や不倫、生活費を少ししか渡してくれない、お酒に依存している、酒癖が悪い、などはありえないことですから、言うまでもありませんが。
つまり、妻が離婚を考えてしまう発端は
女性として、人間としてあなたに平等に扱ってほしい、1人の人間として尊重してほしい、少し私にも休む時間が欲しい、だけだったりします。
自分のほうが稼いでいるから、という意識で妻のことを下に見ないでほしい、子どもを妻とセットで考えず2人の子供として、自分のことのようにきちんと考えてほしい、家事も育児も一緒に取り組む姿勢を見せてほしい、妻の願いは普通に考えて当たり前のことだったりするのです。
ただし、そういった小さなとげが刺さっていくことにより、
もう食事している姿を見るのが嫌、身体を触れられるのも嫌、という具合に生理的に無理!となってしまっている段階にきてしまっていることもありますね。
勢いに任せてではなく、冷静に離婚してほしい、と女性が男性に伝えるときは、もしかするともうどうすることもできない段階なのかもしれませんね…
離婚したい妻との仲を修復することはできる?
さて、先ほどはもうどうすることもできないかも…なんてお伝えしてしまいましたが、どうしても離婚したくないという男性もいらっしゃるかもしれませんね。
そんな方のために、修復するためにできることを調べてみました。
ただし、
DV、不倫、アルコール依存などの場合は、残念ながら離婚は避けられないと思ってください。
上記は男性側の意思とは関係なく、強制的に離婚することができる理由になります。
そうでない場合、これまでの夫側の意識的に行う、無意識に行ってしまうにかかわらない思いやりのなさは、性格の不一致、ということで離婚になるかと思いますが、その場合は強制的ない離婚することはできません。
女性が離婚したい、と言っても、男性がそれを拒否すれば離婚とはならない、ということです。
夫婦間での話し合いで解決できない場合は、調停離婚、さらには裁判での離婚へとなります。
裁判までいってしまうと、泥沼となってしまうかもしれませんから、
修復したい方は夫婦間での話し合いでやり直すチャンスをもらうことでしょうね。
これまでの
妻の不満をすべて、言い返すことなくすべてじっくりと受け止めてください。
そして、
誠心誠意謝って、妻の心が離れてしまった原因となる、ものの言い方や行動を、今後は改めると約束するのです。
行動あるのみ、妻に何を言われても受け止める、必要ならばカウンセリングなどにも通って自分自身の無意識的な考えを改めるのです。
ただし、それはかなり厳しい道のりになることは容易に想像できます。
本当に自分がその道を乗り越えられるか、じっくりと考えたうえで、覚悟を決めて奥様と約束されてくださいね。
さいごに
離婚したい妻の心理と、修復するための方法をご紹介しました。
新しい女性と一緒になりたいような男性が離婚を言い出すのとは違い、女性は自分の中で、1人でやっていけるか、あるいは子供を自分が養っていけるか、などじっくり今後の生活を考えたうえで離婚を申し出ることが多いのではないでしょうか?
つまり、男性が何を言っても通じない、ということもあり得ます。
ただし、もとは愛し合って結婚した仲のはず、男性が奥様をまだ愛しているのであれば、やり直すチャンスはあるかもしれません。
突然離婚したいと伝えられてびっくりしている男性が、少しでも修復するためのご参考になればと思います。
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