祇園祭の山鉾に種類が?見られる日程は?山鉾巡行の場所は?

祇園祭
日本三大祭の1つである祇園祭。 京都府外から訪れる人も多いです。 そんな祇園祭の最大の見どころは山鉾(やまぼこ)巡行! 一度は見てみたいと、京都旅行を計画中の方も いらっしゃるのではないでしょうか? ですが、祇園祭は7月いっぱい行われているお祭。 どこに行けば、いつ行けばお目当てのものが見られるのかわかりませんよね。 山鉾(やまぼこ)が見たいあなたに、巡行だけでなく、 山鉾(やまぼこ)を近くで見られるチャンスをご紹介します!
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毎年質問箱に投稿されることの多い『生活の悩み・質問』の中から自分が気になった項目について調査し、備忘録として書きつづっていきます。
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祇園祭の山鉾に種類がある?

祇園祭の山鉾、たくさんあるのは分かるけど、同じものもあるのか、 全部違うものなのか、いくつあるのか、知っている方は少ないですよね。 実は祇園祭で見られる山鉾は、33基もあります! 前祭で23基、後祭で10基の山鉾がそれぞれ登場します。 重要文化財に指定されている山鉾も多数あるんですよ! 昔、どの山鉾が先に巡行するかで争いがあったことから、 現在では毎年7月2日の「くじ取り式」にて巡行順を決定しています。
前祭で見られる山鉾の種類は 1.長刀鉾(なぎなたほこ)* 2.占出山(うらでやま) 3.孟宗山(もうそうやま) 4.霰天神山(あられてんじんやま) 5.函谷鉾(かんこほこ)* 6.伯牙山(はくがやま) 7.四条傘鉾(しじょうかさほこ) 8.芦刈山(あしかりやま) 9.月鉾(つきほこ) 10.山伏山(やまぶしやま)  11.油天神山(あぶらてんじんやま) 12.太子山(たいしやま) 13.鶏鉾(にわとりほこ・とりほこ) 14.木賊山(とくさやま) 15.綾傘鉾(あやかさほこ)  16.蟷螂山(とうろうやま) 17.菊水鉾(きくすいほこ) 18.白楽天山(はくらくてんやま) 19.郭巨山(かっきょやま) 20.保昌山(ほうしょうやま) 21.放下鉾(ほうかほこ)* 22.岩戸山(いわとやま)* 23.船鉾(ふなほこ)*
後祭で見られる山鉾の種類は 1.橋弁慶山(はしべんけいやま)* 2.北観音山(きたかんのんやま)* 3.鯉山(こいやま) 4.役行者山(えんのぎょうじゃやま) 5.八幡山(はちまんやま) 6.南観音山(みなみかんのんやま)* 7.鈴鹿山(すずかやま) 8・浄妙山(じょうみょうやま) 9.黒主山(くろぬしやま) 10.大船鉾(おおふねほこ)* 上記の順番は2017年のものですが、 *がついている山鉾は、毎年巡行順が決まっていて「くじ取らず」と呼ばれています。
「山鉾」とひとくくりにして呼びますが、「山」と「鉾」には違いがあるんですよ。 「鉾」は屋根の上に長い真木が立ち、そのてっぺんに 鉾の象徴である「鉾頭」が飾られていて、「山」は御神体の人形と山岳信仰に基づいて 山を表す真松が立っています。 岩戸山、北観音山、南観音山は鉾と同じ形状ですが、鉾頭の代わりに 長さ13メートルほどの松を立てています。 山と鉾の違いを楽しむのも良いですね!
実は、山鉾の中には搭乗することができるものもあります。 長刀鉾・放下鉾・菊水鉾・函谷鉾・鶏鉾・月鉾・大船鉾・船鉾・岩戸山は 一般人でも乗ることができるので、一度体験してみてはいかがですか? 貴重な体験になること間違いなしです! 残念ながら、長刀鉾と放下鉾は女性は乗ることができないので、注意してくださいね!
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祇園祭の山鉾が見られる日程は?

祇園祭は7月1日~31日まで行われる八坂神社のお祭りで、一番の見どころは山鉾巡行です。 災厄をもたらす疫神を鎮めるために、町中を練り歩いたことが始まりとされています。 山鉾が街中を巡行することで厄を集めるとされているので、 その集めた厄を留めないようにするため、巡行後は各鉾町に戻り、 戻り次第すぐに解体されてしまいます。 なので、お目当ての山鉾が見られるのは限られた期間だけ!ということになります。 山鉾に関する祇園祭の日程は以下の通りです。
  • 7月10日~14日: 山鉾立て(前祭):前祭の山鉾23基を組み立てます。
  • 7月12日: 山鉾曳き始め:一般人でも山鉾を曳くことができます。  (函谷鉾14時~ 鶏鉾14時半~ 月鉾15時~ 菊水鉾15時~  長刀鉾15時半~ 四条通・室町通にて)
  • 7月13日:山鉾曳き初め舁き初め (蟷螂山12時~ 放下鉾15時~ 船鉾15時~ 岩戸山15時~  西洞院通・新町通にて)
  • 7月17日: 山鉾巡行:四条烏丸から巡行します。
  • 7月18日~21日: 山鉾立て(後祭):後祭の山鉾10基を組み立てます。
  • 7月20日: 山鉾曳き初め (北観音山15時~ 南観音山15時~ 大船鉾15時~ 八幡山(見るだけ) 16時~ 新町通にて)
  • 7月21日 : 舁山舁き初め:舁山(橋弁慶山11時~)の舁き初めが見られます。(蛸薬師通にて)
  • 7月24日: 山鉾巡行:烏丸御池から巡行します。
「山鉾立て」から「山鉾巡行」までにそれぞれの鉾町に行けば 山鉾を見ることができます。 ですが、男性なら特に、曳けると聞くと曳いてみたくなりますよね! 見るだけでなく曳いてみることができる「山鉾曳き初め」の日にぜひ訪れてみてください!
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祇園祭の山鉾巡行 通る場所は?

山鉾巡行は前祭と後祭で通る場所が少しだけ違います。 7月17日の前祭では、 四条烏丸(午前9時) →○四条河原町(9時35分)→○河原町御池(10時20分) →○新町御池(11時20分) のルートを通ります。 山鉾が四条通を河原町まで東へ進む途中で、くじ改め(四条通と堺町通の交差点付近)と 注連縄切り(麩屋町との交差点の付近)が行われます。 くじ改めはくじ取り式で決まった順番を確認するもので、 注連縄切りは四条通を横切るように斎竹に張られた注連縄を、 長刀鉾に乗り込むお稚児さんが刀で切り落とすものです。 どちらも見どころなので要チェックですよ! 7月24日の後祭では、 ○烏丸御池 (午前9時30分) →○河原町御池(10時)→○四条河原町(10時40分) →四条烏丸(11時20分) のルートを通ります。 ○の交差点では、人力で鉾の方きを変える山鉾巡行最大の見せ場である 「辻回し」が見られます。 辻回しを目的にたくさんの人が押し掛けるので、場所取りには注意してくださいね! 山鉾巡行の日には、御池通に有料観覧席も設置されるので、 ゆっくり見たい方は検討してみてはいかがですか?

まとめ

祇園祭が行われるのは京都の中心地なので、山鉾を見に来たついでに ショッピングや観光を…なんてこともできますよ! 一人でも、家族でも、デートでも楽しめるので、ぜひ一度足を運んで、 その迫力に圧倒されてみては?
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