新入社員の退職の切り出し方。円満に退職する方法はあるの?

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転職が一般的になっている今は、新入社員の3割が3年以内に退職しているといわれています。 入った会社に見切りをつけたらサッサと次のステージへ進む人がいる一方で、本当はもう辞めたいけど・・・・・・と、悩みながら仕事を続けている方も多いです。
もちろん、悩みながらも今の仕事を続けるのも選択肢のひとつです。いつか、昔はあんなことで悩んでいたなあ。と笑い話にできる日が来るかもしれません。

でも、そんな未来が想像できないくらい毎日がツラい、苦しいと感じているなら、退職すべきではないでしょうか。



もしかしたら「最近の若者は」と説教をしてくる大人もいるかもしれませんが気にする必要はありません。
先日、こんなツイートを見かけました。 こんな上司もいるんですよ。 根拠のない説教は適当にあしらっておけばいいんです。

私たちは職業を選ぶ権利があり法律で保証されています。
社員が退職の意志をみせたら、たとえ新入社員であっても会社はこれを拒否することはできません。
この記事では、退職したいけどなにをしたらいいのか分からない。という人へ向けて、新入社員が退職する際の切り出し方、伝える相手やタイミングなどについて紹介しています。
分からなくて困っているという方は、ぜひ読み進めてください。

新入社員が退職を切り出すには?誰に言う?どのタイミング?

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退職の意志は最初に誰に言う?

退職の意志を最初に話す相手は直属の上司です。
例え、口止めをしても上司以外の人に話すと、ほぼ上司の耳に入ると思ってください。万が一、あなたの口から伝える前に、他の人から上司に伝わってしまったらとても失礼なことです。上司の機嫌を損ねてしまうかもしれません。
そうなると、ただでさえ切り出しにくい退職の意志をますます伝えづらくなります。
まずは、直属の上司に退職の意志を伝えて、さらにその上の上司へ伝えるタイミング、同僚へ伝えるタイミングはそのときに相談しましょう。


退職を切り出すタイミングは?

退職を切り出すタイミングは、会社の就業規則によって変わります。1ヵ月前という会社が多いようです。 しかし、なかには2ヵ月前、3ヵ月前という会社も。できるなら会社の就業規則を守って切り出すのがいいのですが、3ヵ月前って早く感じませんか?
入社してまもない新入社員が退職を切り出すだけでもかなりのプレッシャーなうえに、まだ3カ月も勤務を続けなければいけないのは肩身が狭いのではないでしょうか。

実は、法律で定められたタイミングは2週間前。会社の就業規則が3ヵ月前であろうと2週間前に伝えれば辞めることができるのです。
とはいえ、退職するだけでも迷惑をかけることには間違いないので、1カ月前には伝えるようにしましょう。

まずは上司にアポをとろう

実際に上司に退職を切り出すときは、突然切り出すのではなく上司の都合を優先します。 「折り入って話があるのですが、お時間を頂けませんか?」 と、聞いてみましょう。 上司によっては就業時間外のほうが都合のいい場合もあるし、逆に就業時間内のほうが都合のいい場合もあります。
そこは、上司の都合に合わせましょう。

新入社員が退職を切り出すときの注意点

円満退社なんてありえないということを理解しよう

退職の意志が固まっても、切り出すことを考えて憂うつな気分になっているかもしれませんね。なんとか、円満に辞める方法はないかと模索しているかもしれません。 しかし、残念ながら新入社員が円満に退職する方法なんてありません。 なぜなら、会社はあなたを採用するにあたって多額の費用をかけています。今もあなたを育てるために、費用と手間をかけている最中です。
そして、あなたはまだなにも会社に貢献できていません。快く送り出してくれることは皆無です。もしかしたらイヤミのひとつも言われるかもしれません。
それでも、決して開き直ったりせずに謙虚な姿勢でいなければなりません。その覚悟は必要です。

退職の意志を強くもとう

円満退社の方法はないなんて、ますます切り出すことが億劫になっているかもしれませんね。 やっぱり退職するのをやめようかな。と思って、続けるのもひとつの手だと思いますよ。
退職を切り出すのが億劫だからという理由で、退職の意志が揺らぐ程度ならそこまでひどい会社ではないのでしょう。せっかく縁あって入社した会社ですから、続けられるなら続けるのが一番です。

ただし、長時間のサービス残業を強いられる。パワハラ・セクハラが横行している。などの心身に異常をきたす可能性があるなら早く逃げたほうがいいです。
万が一、まわりの言葉に流されて退職を撤回してしまったら、ますます伝えるのが難しくなります。 退職を決意したら、人に流されないように確固たる強い意志を持ちましょう。

新入社員がやめる当日までに気をつけること

周りの意見に流されない

よく、「3年は我慢したほうがいい」とか「ここでムリならどこへ行ってもムリだ」という人がいます。
その人は他の会社を知っていますか?その言葉は他の会社と比べての言葉でしょうか?意外と、転職未経験の人が言っていたりするものです。
たしかに今より条件のいい会社に転職できるとは限りません。その覚悟は必要です。

でも、今よりいい環境・待遇で働ける可能性もあります。
あなたにあれこれと説教をするその人は、退職したらしょせん赤の他人。周りの意見に流されないようにしましょう。

最終日まで全力で仕事をする

無事に退職を切り出した後、あとは最終出社日を待つばかり。となると、ついつい気を緩めてしまいがちです。頭は退職後のことばかり考えてしまうでしょう。 しかし、最終日のその日までその会社の社員であるということを忘れずに、全力で仕事をしてください。

気の緩みはミスを引き起こしかねません。退職によって上司や同僚へ迷惑をかけているのだから、せめて仕事だけはきちんとするべきですよね。

あなたは、最終日を迎えたらもう社員ではなくなりますが、上司や同僚はこれからもその会社で働き続けます。
退職することで浮かれたり気が緩んだりといった態度は、まわりの士気が下がります。 最後だからこそ、まじめに全力で仕事に取り組みましょう。

退職後の注意点とやるべきこと

晴れて無事に退職できたら、肩の荷がおりたような晴れやかな気分になるでしょう。なにも予定をいれずにしばらくゆっくりしようかな、なんて考えているかもしれません。 再就職するまでに、今まで我慢していたことやできなかったことを実行するのはいいことだと思います。
でも、計画を立てずにいつまでもゆっくりするのは、再就職への意欲が薄れる可能性があるので注意が必要です。
転職の理想は、次の就職先を決めてから。半年間無収入でもやっていけるほどの貯金を貯めてから。ですが、新入社員のうちに退職してしまっては難しいですよね。 それなら、なるべく早く再就職するべきです。実家だから食べていくのに困らない。という人は要注意。
人は楽なほうへ楽なほうへ逃げてしまいがちです。明確にやりたいことがある場合でも、期間を決めて計画的に行動しましょう。

さいごに

新入社員が退職の意志を切り出す方法を紹介しました。 気軽な気持ちで退職することは勧めませんが、もし、労働力を搾取したりパワハラやセクハラを放置したりするような会社に勤めているなら逃げてください。 必ず、働きやすい会社は見つかります。転職を繰り返すことになってもいいじゃないですか。
世の中には、何度も転職を繰り返した結果、一生の仕事を見つけた人がたくさんいます。きっと、あなたも見つけることができますよ。

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