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熱中症の症状 病院受診が必要なのは? 初期症状を超えた場合は病院受診が無難
すみやかに医療機関への受診が必要な状態をⅡ度と言います。
Ⅰ度の症状が進行するとⅡ度の症状が出てくるので、早めの対処をしましょうね。
Ⅱ度の症状は主に、体のだるさや頭痛、吐き気です。
体がぐったりしたり、力が入らなくなったりします。熱疲労と言われる状態です。
放置すると重症化する恐れがあるので、Ⅰ度のときと同様、涼しい場所に避難し、体を冷やして安静にし、水分・塩分補給をしましょう。症状が改善されれば受診の必要はありません。
水分を自力で摂取できない場合や、症状に改善が見られない場合は受診が必要なので、早めに受診しましょう!
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熱中症の症状で危険なものは? 意識混濁や痙攣の発生は重症のしるし!
Ⅱ度の症状が進行するとⅢ度になります。
Ⅲ度は、入院が必要な重症です。
命の危険があるので、すみやかに救急隊を要請しましょう!
症状には以下のものがあります。
- ①呼びかけに反応しない
声をかけても反応しなかったり、おかしな返答をする場合は危険です。
- ②まっすぐ歩けない
体がガクガクとひきつけを起こしたり、まっすぐ歩けないなどの異常があるときは重度の熱中症にかかっています。
- ③汗が全く出ない
水分・ミネラル不足です。
汗が出ないことによって体内に熱がこもり、脳の体温調節の機能が壊れてしまい、体温が上がりっぱなしになります。 - ④水分補給ができない
自分でうまく水分補給ができない場合は大変危険な状態です。
- ⑤体温が高い、皮膚に異常がある
体温が高く、皮膚を触るととても熱かったり、皮膚が赤く乾いているなどの症状がある場合があります。
以上の症状が見られる場合は、首や脇の下、足の付け根などを氷や水で冷やす応急処置を施し、すぐに119番しましょう!
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さいごに
毎年熱中症で亡くなる方がいます。
何か身体の調子がおかしいと感じた時、軽い症状だから・・・と放置せず、軽度の症状の段階でしっかり対処することが大切です。
病院受診が必要ない症状だとしても、症状が改善しない場合や、気分が優れない場合は医療機関を受診してくださいね。
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