そろそろお中元が届くシーズンですね。
お中元が届くと、お礼状を書かなければ!と慌てる方も多いのではないでしょうか?
旦那さんの会社関係からお中元が届いた日には、もう何をすれば良いのか頭を抱えてしまいますよね。
お中元にはお返しは必要ないのでしょうか?お中元はいつまでに送れば良いのでしょうか?
今回はお中元のお返しとお礼状マナーについてご紹介します。
お中元のお返しは必要?
贈り物をいただくと、お返しをしますよね。
お中元も必要かと思いきや、実は
一般的にはお中元のお返しは必要ありません!
お中元は、日頃お世話になっている人に感謝の意味を込めて贈るものです。
「お世話になっています」と目上の人に贈るので、貰った人はお礼をしなくても良いんです。
なーんだよかった!と安心するのはまだ早いです!
最近ではお中元を贈る相手が目上の人とは限りません。
仕事のお付き合いがある人にもお中元を贈ったりするので、相手によってはお礼を贈らなければいけない場合もあります。
この時の
お礼の金額は、相手と同額程度にしましょう。
友人関係にある人からお中元が来たらお返しをした方が無難なので、
「お中元=お返し不要」とは思わず、必要な場合もあると心にとどめておいてくださいね!
お中元のお返しをする際に迷うことのある、内のしや外のしについては、以下の記事でご説明しています。
あわせてご参考にされて下さい。
404 NOT FOUND | 社畜の徒然日記 | 生活の悩みについて調べた備忘録
毎年質問箱に投稿されることの多い『生活の悩み・質問』の中から自分が気になった項目について調査し、備忘録として書きつづっていきます。
お中元のお礼状のマナーは?
お返しの品を送らない場合でも、お礼状は必要です。
お中元を頂いた場合には、なるべく早くお礼状を出すようにしましょう。
大体お中元が届いてから2~3日以内に書くようにして、できるだけ月をまたがないうちに御礼状を送ります。
とにかく早く!が基本です!
お礼状の基本は「手書きで縦書きの手紙」ですが、はがきでも、横書きでも問題はありません。
最近はメールで済ませる人も多いようです。
どの手段をとってもマナー違反には当たらないのですが、
年配の方など、相手によってはメールでは不快な思いをする人もいるかもしれません。
相手との関係性を見て、どの手段でお礼を伝えるのが良いか考えましょうね。
お礼の電話をするという人もいると思いますが、これでお礼状を省略せず、お礼状もあわせて送ると喜ばれますよ!
お礼状を書く際には、お中元を贈って頂いたことに対してだけでなく、その心づかいに対して感謝の気持ちを伝えると良いですよ。
書く内容としては、お礼の言葉、無事にお中元が届いたこと、品物への感想、近況報告、今後の付き合いに繋げる言葉、相手の健康を祈る言葉
があると良いですね。
また、妻が夫に代わって公的なお礼状を書く場合は、夫の名前の下(縦書きの場合は左下)に小さめの字で「内」と記すようにしましょう。
お中元のお礼状の書き方は?
お礼状の書き方は以下の通りです。
①頭語
拝啓/謹啓/恭敬/粛啓 など
②時候の挨拶
盛夏の候、(ますますご清栄のこととお喜び申しあげます)。
炎暑の候、(貴社ますますご発展のこととお慶び申し上げます)。
梅雨明けから本格的な暑さが続いておりますが、(いかがお過ごしでしょうか)。
③頂いたお中元についてのお礼の言葉
このたびはご丁重なお中元の品をお贈りいただき、誠にありがとうございました。
このたびは結構な品をご恵贈賜り有難うございました。
このたびはご丁寧なお心づかいを頂き、本当にありがとうございました。
④先方の健康を祈る言葉
これから暑さが本格化しますので、皆様のますますのご健勝と貴社のご繁栄をお祈り申しあげます。
暑さ厳しき折、くれぐれもご自愛くださいますようお祈り申し上げます。
まだしばらくは厳しい暑さが続きますが皆様どうぞご自愛下さい。
⑤結語
敬具/拝具/謹言/敬白 など
これらを組み合わせると、ビジネスにもプライベートにも使えるお礼文ができます。
末尾に
「略儀ながら書中を持ちまして御礼申し上げます。」、「まずは取り急ぎお礼申し上げます。」などの一文を添えると丁寧な印象になります。
プライベートの場合は、品物への感想や近況を織り交ぜると事務的でなくなるのでおすすめですよ!
さいごに
お礼状を書くのは難しいですが、書き方にならって文章を考えてみてくださいね。
オリジナルの文章が相手に一番気持ちが伝わりますよ!
お礼状を書くのが遅れてしまった場合でも、出さないのはマナー違反です。
必ず出すようにしましょうね。
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