404 NOT FOUND | 社畜の徒然日記 | 生活の悩みについて調べた備忘録
毎年質問箱に投稿されることの多い『生活の悩み・質問』の中から自分が気になった項目について調査し、備忘録として書きつづっていきます。
インフルエンザに感染、妊婦の場合症状は?
はじめは風邪かなと思っていたのに、激しい寒気と関節痛に始まり、 体温計を見たら39度を超える熱・・・。 そこで頭によぎったのは、インフルエンザの感染でした。 でも予防接種受けているしな、まさかと思っていました。 妊娠中や予防接種を受けている場合、インフルエンザに感染することはあるの? 症状と一緒にまとめてみました! 妊娠中は免疫力が低下するため、 子どもやお年寄りと同じようにインフルエンザへの感染と、 感染時に重症化するリスクが高いとされています。 インフルエンザワクチンは細菌やウイルスの毒性を除いた 「不活ワクチン」なので、副作用が起こりにくく、 胎盤を通じ胎児にもインフルエンザの抗体ができるとも言われている為、 接種に問題ないとされた妊婦さんはほとんどの方が予防接種を 受けているのではないでしょうか。 予防接種を受ければ、感染はしないだろうと考えてしまいますが、 予防接種はインフルエンザへの感染を完全に予防するものではなく、 感染時の重症化を防ぐものと考えられています。 また、ワクチンと違う型のウイルスが流行するケースもあるため、 予防接種を受けていても、感染する可能性はあります。 インフルエンザに感染した場合、どのような症状が現れるのでしょうか?- 特徴や風邪との違い 風邪は1年中季節を問わずかかります。 インフルエンザは例年12月~3月ごろに流行します。 風邪は数日かけて病状が穏やかに進行していくのに比べて、 インフルエンザは下記の症状が急激(数時間~数日)に 悪化していくことが多いようです。
- インフルエンザの症状 発熱(38度以上~40度) 全身症状(全身の倦怠感、頭痛、関節痛、筋肉痛) 呼吸器症状(咳、喉の痛み、鼻水) 食欲不振
インフルエンザに感染、妊婦が病院で気を付けることは?
妊娠中は、ちょっとした外出でも気を使いますが、 体調が悪いとさらに気がかりですよね。 実体験をもとに、病院を受診する際に気を付けたいポイントをまとめましたので、 参考にしてくださいね。 まず病院を受診する前に- まずは、かかりつけの産婦人科へ電話をしましょう インフルエンザ感染の疑いを伝え、産婦人科を受診するのか、 一般の病院を受診するのか確認します。 インフルエンザなどの感染症の場合、他の妊婦さんへの感染を防ぐためにも、 一般病院を受診する様指示を受けることが多いようです。 産婦人科を受診する場合は、病院の指示に従い、マスクの着用や手指消毒など感染防止に努めましょう。
- 一般の病院を受診する場合、産婦人科の先生に電話で確認しておきたいこと インフルエンザ感染時に、服用する薬については、 妊娠中の為、処置や処方薬については産婦人科の意向に沿いたいと 言われる可能性があります。 私が受診した内科の先生がまさにそうで、 産婦人科に電話した際に一緒に確認しておけばよかったと後悔しました。 外出先から再度電話した上、産婦人科からの折り返しの電話を待つのに時間がかかりました。
- 産婦人科の先生宛に問い合わせたい場合の連絡先 病院や薬局などから直接産婦人科宛に確認の連絡が入る場合もあります。 連絡先を確認しておくと安心ですね。
- 次の妊婦健診について インフルエンザは症状が落ち着いても感染力があります。 次の検診が直近の場合は、対応を確認しておくといいでしょう。
- 一般の病院を受診するにあたって まずは病院へ電話しましょう。 インフルエンザ感染の疑いがあること、妊娠中であること、 産婦人科の指示で受診することを伝えます。 その上で、発症からの経過を伝え、すぐ受診できるのか、 時間を置いた方が良いのか確認してもらいましょう。 インフルエンザの検査は、タイミングが重要です。 発熱後12時間から48時間でないとウイルスの陽性反応が出ないこともあり、 病院へ行くのが早すぎる場合、検査を待つ場合があります。 体調がすぐれない時に長時間待ったり、出直すことは避けたいですよね。
- 母子手帳は忘れずに持参しましょう。 妊娠について、今までの経過や出産予定日などを確認される場合がありますので、 母子手帳も忘れずに持参しましょう。
- 受診の際は家族に協力を求め、無理をしないこと。 できるだけ家族に付き添いをお願いしましょう。 インフルエンザは急激に症状が悪化します。 高熱で体力も注意力も落ちてしまいますので、普段以上に段差や転倒に注意が必要です。
インフルエンザに感染、妊婦の身体、赤ちゃんへの影響は?
検査の結果、インフルエンザ陽性だった場合、 自分の体調以上にお腹の赤ちゃんのことが心配ですよね。 感染による胎児への影響や薬の服用について調べてみました。- インフルエンザ感染による胎児への影響は? 厚生労働省は妊娠中の母親がインフルエンザウイルスに感染しても 胎盤を通して胎児への影響はないと発表しています。 インフルエンザウイルスへの感染よりも、 感染によって起きる高熱やひどい咳が長期間続くことの方が影響があるとされています。 高熱は羊水の温度を上昇させ、胎児の体温が高温になることが心配され、 ひどい咳は、子宮の張りや、切迫流産・切迫早産のリスクが高まるとされています。 適切な治療を受け、早期にしっかりと治すことが大切なんですね!
- 抗インフルエンザ薬の服用による胎児への影響は? 抗インフルエンザウイルス薬とは、ウィルスの増殖を抑制する薬のことで、 服用しても母体や胎児への影響は心配ないとされています。 ウィルスの増殖を抑制することで、インフルエンザの発症期間を1~2日程度短くし、 重症化を防いでくれます。 そのため、ウイルス増殖のピークである「発症から48時間以内」の服用で効果が発揮されます。 「発症から48時間以内」を過ぎても服用はできますが、 体内のウイルス増殖のピークを越えているため、薬による大きな効果は期待できず、 解熱剤や鎮痛剤を使用した対処療法が中心となります。 インフルエンザは時間との勝負なので、もしも週末にかけて発症した場合、 平日まで待って病院を受診するよりは、夜間や休日に対応している救急外来を受診した方が、適切なタイミングを逃さずに治療できるでしょう。 緊急対応を優先する目的でインフルエンザの検査を行わないと決めている 救急病院もあるようなので、事前の確認をお勧めします。 抗インフルエンザウィルス薬は、家族がインフルエンザに感染した場合に、 感染予防として服用することもできるので、ご家族の服用を希望される場合は、 先生に相談されるといいですよ!
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