高血圧はどんな病気?
高血圧は、心臓から送り出された血液が血管内で示す圧力、つまり血圧が高い状態がつづく病気です。 収縮期血圧といわれる最大血圧が140mmHg、拡張期血圧といわれる最小血圧が90mmHg、どちらかがこの数字を上回っている状態で高血圧と診断されます。 高血圧であるかといって、特徴のある症状が現れるわけではなく、自覚症状もほとんどないのですが、長年にわたる健康調査や生命保険の加入者調査などによると、高血圧である人の心臓血管系、循環器系の病気になる確率と、さらには死亡率が高いことがわかってきました。 そして薬で血圧を下げる降圧治療をすると、心臓血管系循環器系の病気になる確率や死亡率が下がる事もわかっています。 しかし、高血圧の原因はわからないものが多いのです。 引き起こされている原因がわかっている高血圧(二次性高血圧と呼びます)の場合は、その原因を治療したり、原因を取り除けば治療できます。 しかし、多くの原因のわからない高血圧の場合は一生のお付き合いとなる病気になる事が多いです。高血圧が血管や臓器を傷つける仕組み
高い血圧で血管を血液が流れると、風船を膨らますように、血管も膨らんできてしまいます。 そして風船がある程度まで膨らむと一気に破裂するのと同じように、血管もある程度まで膨らむと一気に破裂したり、裂けたりしまうのです。 これが大動脈で起こることを解離性大動脈瘤、大動脈破裂と呼ばれます。これは命にかかわる病気です。僕が2年前に大動脈解離になった時のリアルタイムツィートをまとめました。皆様の健康的な生活に役に立つと嬉しいです。高血圧ナメてました。マジ怖い。
— サ ワ ダ (@swd_38_) 2017年11月19日
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高血圧の予防と治療
高血圧を予防するには、ライフスタイルを改善する事が第一となります。 塩分の取りすぎ、肥満、禁煙、運動不足の解消、お酒の飲みすぎはやめる、ストレスの軽減など、血圧を高めてしまう危険因子を取り除く事が高血圧の予防につながります。DASH食(脂肪分の摂取を減らし、食物繊維・カリウム・マグネシウム・カルシウム・たんぱく質を多く摂取する)…減塩とDASH食を組み合わせた食事療法で血圧を下げる効果が高まり、高血圧の改善に役立ちます。https://t.co/fSVtmwbmYl
— 高血圧向け食事ナビ (@kohketsuatsu) 2018年11月25日
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