にきびは、若い方から大人になっても悩まされることがあるお肌トラブルですね。若いころのにきびだけでなく、大人のにきびもあります。
にきびは、皮膚の慢性炎症性疾患であり、病気です。
にきびは90%以上の人が経験するとも言われる身近な存在ですし、よくあることだからと軽くみられてしまうこともありますが、ひどいものですと痕になってしまったり、それが原因でいじめられてしまったり、学校に行きたくない、とまで思いつめてしまう方もいらっしゃるような辛い病気です。
にきびができ始める時期や、分布には個人差が大きいのですが、できる場所でわかる原因となるようなことはあるのでしょうか?
にきびの原因や、対策を調べてみましたのでご紹介いたします。
にきびができる顔の位置で分かる原因と対策
にきびは、ストレスや不規則な生活、睡眠不足、便秘や紫外線、間違ったスキンケアなどが原因でできてしまいます。
肌の状態だけでなく、生活リズム、体調、ストレスの受け方などは一人ひとり違いますし、原因は1つではありませんので、これをやめれば、改善すればにきびができなくなる、というわけではないのですが、にきびのできる場所によって考えられる原因がありますので、ご紹介します。
おでこにできるにきびは、ホルモンバランスの乱れによってできることも原因のひとつになりますが、それだけでなく、前髪が触れることや、シャンプーや整髪料の洗い残しによる刺激が原因となることもあります。
顔の中で皮脂の分泌がもっとも多い部分でもありますので、
正しい洗顔、しっかりとしたすすぎが対処法となりますが、それに気をつけていてもにきびを繰り返す場合は、ホルモンバランスの乱れが考えられますので
規則正しい生活と、野菜多目で、お酒の飲みすぎに注意した健康的な食生活を心がけましょう。
続いて、
鼻のにきびですが、毛穴が深くにきびの原因となる皮脂がたまりやすいこと、さらに紫外線などを受けやすい部位ですのでそういったことが原因でにきびができてしまうことがあります。
さらに必要以上に鼻の皮脂をとってしまうとにきびができやすくなってしまいますので、
基本的なスキンケアを心がけるようにしてみましょう。
また鼻の周りのにきびは、内臓系の疲れによってできることがあるともいわれますので、
油っぽい食事や食べ過ぎ飲み過ぎ、ホルモンバランスを整えるためにしっかりと睡眠をとるようにしましょう。
口周りのニキビは、体の免疫力や抵抗力が低下しているときに起こりやすいといわれています。
疲労やストレスによって、胃腸の調子も悪くなると、口周りにできやすくなりますので、
睡眠をしっかりとって健康的な食事をとり、疲労やストレスが蓄積しないように気をつけることが大事になってきます。
体の冷えでもホルモンバランスは崩れたりすることもありますので、体を温めることにも気を使ってみましょう。
最後に背中にできるにきびです。
背中は皮脂腺が多いこと、また常に洋服の下にありますので蒸れや、洋服がこすれることなどが刺激になってにきびの原因となります。
見えないので、にきびによる違和感やかゆみから、ついつい背中を掻いてしまう方もいて、そうするとにきびが悪化し、なかなか治らない、また一度できると再発しやすいという特徴があります。
こちらも基本的な対処法は一緒で、
規則正しい生活を送り、ホルモンバランスを整えることが一番大事な対処法になりますが、それ以外ですと、背中は見えない分きちんとしたケアがしにくいので、
入浴の際はきっちりと洗うこと、しっかりとすすぐこと、さらに乾燥をふせぐため、保湿も行うようにしましょう。
さいごに
にきびができる部位別の原因と対処法をご紹介しました。
部位によって、考えられる原因はありましたが、共通している対処法は
規則正しい生活と、健康的な食事でホルモンバランスを整えることでした。
スキンケアももちろん重要なのですが、何より体調、自身が心身ともに健康であることがにきびを治す一番の方法のようです。
ただ、現在ではひどくなったら病院ではなく
、にきびのでき始め、早い段階で病院にいって正しい治療を行う、痕を残さないためにも早めに直してしまう、ということが推奨されています。
規則正しい生活を送ることはもちろん、時間が取れる方は皮膚科へ行って、お医者様の診断のもと、自己判断はせず、正しい治療を行うようにしてくださいね。
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