栄養価が高く独特の風味が美味しい、そら豆の季節がやってきました。
お酒のアテにも人気があり、旦那様からのリクエストもあるのではないでしょうか?
そんな時にそら豆を上手に茹でる方法を奥様が知っておくと、ご家族もきっと喜ばれます。
今回は意外と難しいそら豆の上手な茹で方をご紹介します。
この内容を参考にしていただくと旦那様も喜び、お子様の好き嫌いも無くなりますよ。
そら豆の茹で方 しわと青臭さを防ぐには
関東地方では4月〜6月に旬を迎えるそら豆は栄養価が高く、とても美味しいですが、価格も高くこの時期にしか調理する機会がない食材です。
特に手を加えず茹でてしまうと青臭さがあり、そら豆の魅力を半減させてしまいます。
上手な茹で方のコツを一言で言うと
「たっぷりのお湯で固めに茹でて余熱で柔らかくする」というのがあります。
詳しく説明していきます。
まずそら豆をさやから出して目の部分にあたる、
黒い筋のところに包丁で切れ込みを入れます。
こうすることで
シワがよりにくくなり、薄皮が剥きやすくなります。
この筋の事を「お歯黒」と呼び、真っ黒になっているときはそら豆が熟成している証拠です。
黒い場合は薄皮が分厚いので剥くようにして、筋が茶色い時は薄皮は薄いのでそのままでも食べられます。
ただ
深い切れ込みを入れすぎてしまうと味気が抜けてしまう場合もあるので注意しましょう。
大きめの鍋にたっぷりとお湯を入れて、酒と塩を適量入れます。
こうする事で
そら豆特有の臭みを抑えることができて、よりおいしく食べられます。
沸騰した後にそら豆を入れて中火で2分茹でた後、ざるに上げて冷まします。
そのほかに青臭さを防ぐ方法として、そら豆の鮮度を重要視するというのがあります。
採りたての新鮮なそら豆を購入して、調理の直前にさやから取り出しすぐ使うと新鮮なそら豆の味わいが生きたまま調理が可能です。
以上がそら豆の上手な茹で方です。
そら豆の茹で方 さやごと茹でるという方法も
手間を惜しまないのであれば、
そら豆をさやごと茹でるという調理方法もおすすめです。
そら豆をさやごと茹でることによって、熱の伝わり方がゆっくりとなるので豆にシワが付きにくく、さらに鮮度を保ったままそら豆を茹でられるので、そら豆本来の味がぎゅっと濃縮している状態を味わえるというメリットがあります。
ただ、豆の状態よりもさやが付いているとその分かさは増すので、
たくさん茹でる時は大きな鍋が必要になります。
大体さやから出した豆は3分の1程度のかさになるので、大量のそら豆をさやごと茹でるのは大変です。
また、食べる時に熱い状態で豆を出す手間があるので、豆を出してから茹でる通常の方法より
手間と時間がかかってしまうというのがデメリットです。
その反面保温力があり熱々の状態を楽しめるので、おつまみなどで少量を調理する時は旦那さんに喜ばれるかもしれませんね。さや付きで茹でる方法は、味と鮮度にこだわりたい方におすすめです。
そら豆の茹で方 冷凍そら豆の茹で方
そら豆の長期保存する方法は冷凍で保存することが多いです。
常温のまま置いとくと3日で風味が落ちてしまうと言われるほど、そら豆の鮮度は大切なのです。
その鮮度を落とさないようにする保存方法と茹で方をご紹介します。
そら豆を冷凍する時はさやから豆を取り出し、熱いまま冷凍をします。
酒と塩を入れた水を沸騰させて、1分半ほど茹でて少し硬い状態でざるに上げます。
そのまま置いておくと余熱で火が通ってしまうので、素早く水気を取ります。
この時
きっちりと水分を取っておかないと、そら豆の水分が抜けて歯ざわりが悪くなるので丁寧に取りましょう。
バットなどに並べて冷凍庫に素早く入れて一気に冷やしたあと、凍ったらフリーザーバッグに入れて冷凍保存が可能です。
食べる時はもう一度軽く茹でるか、手軽な方法だと電子レンジで解凍しても大丈夫です。
この方法でゆでたてのそら豆をいつでもおいしく食べられるので、ご主人や子供の為に
作り置きをしておくことも可能です。
さいごに
限られた時期にしか出回らないそら豆の美味しい茹で方をご紹介しましたがいかがでしたか?
そら豆はおつまみとして人気があり、旦那様からのリクエストも多いかと思います。
そんな時そら豆を上手に茹でられると家族の笑顔を見ることができますよ。
また、そら豆を嫌いなお子様も多いので最初に食べる時が肝心です。
今回の内容を参考に上手にそら豆を茹でて、家族に振舞いましょう!
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