暑中見舞いは送りますか?
最近では、あまり送る人はいないかもしれませんね。
しかし書くつもりがなくても、暑中見舞いが届いたら返事をお出ししますよね。
いざ出そうと思っても何を書けば良いのかわからないということ、ありますよね。
今回は暑中見舞いを出す時期や書き方についてご紹介します!
404 NOT FOUND | 社畜の徒然日記 | 生活の悩みについて調べた備忘録
毎年質問箱に投稿されることの多い『生活の悩み・質問』の中から自分が気になった項目について調査し、備忘録として書きつづっていきます。
暑中見舞いを送る時期はいつからいつまで?
暑中見舞いを送る時期には3つ、説があるんですよ。
- 夏の土用(立秋前、約18日)~立秋の前日(8月6日ごろ)
- 二十四節季の1つ、小暑(7月7日ごろ)~立秋の前日(8月6日ごろ)
- 梅雨明け~立秋の前日(8月6日ごろ)
8月7日ごろまでというのは変わりませんが、いつから出すのかというのが変わってきます。
では、一体いつ出すのが良いのでしょうか?
暑中見舞いを送るのは、1年で最も暑い時期に送ることで、相手の安否、健康を気にかける慣習です。
なので「最も暑いと思われる時期」に送るのがいいですよ。
自分の住んでいる場所ではなく、相手が住んでいる場所の梅雨明け以降を目安に送ることが多いようです。
暑中見舞いの時期にいくつかの説があることからわかるように、
明確に「いつから」ということが決まっているわけでもないので、よっぽど時期がずれたりしない限り心配する必要はありません。
立秋を過ぎてしまった場合は、残暑見舞いに変わります。
残暑見舞いは、一般的には白露(9月8日ごろ)まで出せます。
暦の上では空気が冷えてきて霧・露が出始めるころです。
ですが、
9月に入って残暑見舞いを出すのは、受け取る側が遅いと感じる可能性があるので、
8月31日までに出しておくのが安心ですよ!
暑中見舞いを出す際は、暑さがピークだと思われる時期に出すということと、8月8日からは残暑見舞いを出すということに注意しておくと良いですよ!
暑中見舞いの書き方のマナーは?
暑中見舞いは何を書けば良いのかわからない、という方もいますよね。
実は、特に決まった形式はないんですよ!
ですが、いくつか意識しておくと書きやすいのでご紹介します。
まず、
頭語・結語は要りません。
「拝啓~敬具」といったものですね。
手紙には必ず必要だと思われがちですが、暑中見舞いではこの頭語・結語は不要です。
以下の要素を入れて文章を書くと、立派な暑中見舞い文になりますよ!
- ①暑中お見舞いの挨拶
暑中お見舞い申し上げます。
暑中お伺い申し上げます。
- ②時候の挨拶(相手を気遣う言葉)
暑気厳しき折柄、いかがお過ごしでしょうか。
うだるような暑さが続いておりますが、お変わりございませんか。
- ③自身の近況報告
自身の近況について、軽く記載しましょう。
- ④結びの言葉(相手を気遣う言葉)
暑熱耐え難き時節、夏風邪など召されませぬようご自愛ください。
海山の恋しい季節、お身体にお気をつけて夏を満喫してください。
- ⑤日付
慣習では、最後に「夏の最も暑く盛りの時期」という意味の「盛夏」を用いて、「平成○○年 盛夏」と書く
喪中であっても暑中見舞いのやりとりはOKです。
ですが、
不幸があって間もない場合は、四十九日を避けて残暑見舞いとしたり、華美なハガキは避けておとなしい色柄にするなど、相手の気持ちに寄り添う気遣いが必要ですよ。
自分が喪中の場合は暑中見舞いは出さなくても構いませんが、いただいたお見舞いには返事を差し上げましょうね。
暑中見舞いの返事は必要?
暑中見舞いを出していないのに届いた場合、返事は必ず出しましょう!
できるだけ早いうちに返事を出すのがマナーです。
遅くても3日以内には返事を出して、1週間以内に相手に届くようにしましょう。
暑中見舞いの時期に暑中見舞いが届いた場合は、もちろん暑中見舞いをお返しします。
8月に入ってから暑中見舞いが届いた場合、相手に届く時期が8月7日までなら暑中見舞いを、8月7日以降なら残暑見舞いを出します。
白露直前に残暑見舞いが届いた場合は、残暑見舞いで出さない方が無難です。
秋の挨拶の文面で、「お見舞い頂きありがとうございます」と添えたはがきで返事を出すようにしましょう。
相手が返事に困ってしまわないように、暑中見舞いは適切な時期に出すようにしましょうね。
さいごに
暑中見舞いは、日ごろ会う機会がない友人やお世話になった方に、近況報告とご挨拶をする良い機会です。
あまり形式にとらわれず、あなたらしい暑中見舞いを出すと相手の方にも喜ばれますよ!
ぜひ今年は暑中見舞いを出してみてくださいね。
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