赤ちゃんが生まれると、家族や親戚全体が幸せな空気に包まれますね。
少し前、身内が人生初の出産を経験し、その際に親族・親戚から色々な内祝いを貰いました。
オムツやギフトカタログ、現金など、その内訳は様々でしたが、人生初の出産を終えた後、体力的にも精神力的にも限界だった我々夫婦としては、とてもありがたかったことを覚えています。
こんなとき、色々な方に支えられて生かされているんだなということを実感しますね。
人の温かさ、繋がりのありがたさを感じました。
ただ、
親族からの出産祝いとはいえ、流石に貰いっぱなしというのは礼儀に反しますよね。
そんなことを考え、いざ内祝いをしようと動き出してはみたものの、そもそも内祝いってどういうものなのか、どんな物をお返しすればよいのか、相場や、いつ頃までお返しすればよいのか、まったく分からない状態でした。
この記事では、我々夫婦のように、初めての出産を終えてドタバタしつつも内祝いをしなきゃと考えている方々のために、私たちが調べて対応した出産内祝いのお返しについての情報を記載しておきます。
お困りの方は参考にしてみてください。
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毎年質問箱に投稿されることの多い『生活の悩み・質問』の中から自分が気になった項目について調査し、備忘録として書きつづっていきます。
内祝いは出産祝いのお返しではない? 最近は「お返し」の意味合い強い
![出産内祝い](https://ryozads01.com/wp-content/uploads/2018/02/20180201_001.png)
もともと
『出産の内祝い』 というと、一昔前までは、
「出産したこと」を周囲の人に報告・お披露目することを指しました。
内祝い = 内輪の人間での祝い事
ということですね。
そのため、
特に事前に出産に対するお祝いの品などを貰っていない場合でも、
出産の報告を込めて贈り物をしても問題はないということです。
しかし
今では、「出産祝いのお返し」という意味で「内祝い」を使うことが多いようです。
出産内祝い = 出産祝いのお返し
が一般的になってきたということです。
私の両親(60代後半)に確認してみたところ、この世代の方であっても、
出産の内祝い = 出産祝いのお返し という認識の方が多いようです。
そのため、
出産祝いのお返しとして出産内祝いを返す、と考えておいて
まず問題はないでしょう。
出産内祝いはいつまでに行うのか? 目安は産後1ヶ月
![出産内祝いのタイミング](https://ryozads01.com/wp-content/uploads/2018/02/20180201_002.png)
一般的に、
出産の内祝いは産後1ヶ月くらいまでに実施します。
遅くとも産後2ヶ月を過ぎるまでには実施するようにしましょう。
産後は赤ちゃんを迎える準備や、お母さんの身体の回復具合などから、
かなりバタバタしてしまいます。
初めての育児であれば尚更です。
私の場合は、妻(お母さん)が産後に大きく体調を崩し、再入院してしまったことで、
一般的な産後よりもかなりバタバタし、テンパってました。
こんな状況では、出産祝いを貰っていたとしても、
そのことを失念してしまう可能性だってあります。
手帳に書くなどし、いつまでに内祝いを送らなければならないのか、
常に認識できる状態にしておくとよいでしょう。
人によっては、産後の1ヶ月検診やお宮参りなどのイベントを消化した後に
自分の足で赤ちゃんを連れ、内祝いを届けに行くという方もいるようです。
私の場合、妻の再入院と子供のお世話などで家を空けることが難しかったため、
出産の内祝いはネット通販を利用しました。
最近のネット通販では、内祝いの贈り物として「のし」やメッセージカードをつけて
相手の住所に送ってくれるサービスもありますので、非常に便利でしたよ。
自分の足で届けられる相手、そうではない相手など、
内祝いの相手によって使い分けるのも良いですね。
たまに、
産後しばらく経過してから出産のお祝いを頂くことがありますが、
この場合はお祝いを頂いてから1ヶ月以内を目処に内祝いを贈りましょう。
貰うのが遅くなったからといって、内祝いを贈らないのは失礼にあたりますので、
個別であっても必ず対応しましょう。
出産内祝いの相場としてはどれくらいの金額なのか? 大体1/2 ~ 1/3 だが場合による
内祝いの相場は、頂いた品物や金額の 1/2 ~ 1/3 が一般的です。
例えば、
現金で 10,000 円をもらったのでしたら、 3,000 ~ 5,000 円の品物を
内祝いとして贈れば良いことになります。
ただ
例外として、かなり高価なものや、高額の現金を頂いた場合は、
この限りではありません。
例えば、現金で 100,000 円以上の現金を貰う場合なども、
親戚間ではあり得る話ですが、これを上記の相場の考えにあてはめると、
内祝いの金額が 30,000 ~ 50,000 円と、かなり高額になってしまいます。
このような場合、
高額な商品を贈ると、かえって相手に気を遣わせてしまったり、
人によっては失礼だと感じる方もいらっしゃるようです。
そのため、高額な商品や金額を貰った場合には、
その金額の 1/2 ~ 1/3 という考えではなく、相手への感謝の気持ちが伝わりつつも、
高額になりすぎない品物を選ぶと良いでしょう。
たとえば 100,000 円の現金を貰った場合だと、5,000 ~ 10,000 円程度の
タオルセットやティーカップセットなどが無難で喜ばれる所だと思います。
出産内祝いのオススメの品は何か? お菓子やカップ、タオルが人気
出産の内祝いは、あくまで赤ちゃんのお披露目の意味を持っているため、
あまり格式張ったものを用意する必要はありません。
贈る品物として人気なものとしては、やはり少し高級なタオルのセットや、
コーヒーカップとソーサーのセット、高級なお菓子などです。
コーヒーや紅茶のセットも喜んでいただけるでしょう。
日常生活でよく使用する消耗品や食品などが喜ばれる品物だと思います。
相手の好みが全くわからない場合は、カタログギフトを贈るのもアリです。
相手の好きなものを自由に選んでもらえるため、
こちらがウンウンと悩む必要もなくなります。
一点気をつけたいこととしては、
生まれた赤ちゃんの写真が入った品物を近しい身内以外に贈らないことです。
逆の立場から考えるとわかりますが、
他の人の赤ちゃんの写真が入った写真立てやアルバム、
マグマカップなどを貰っても、扱いに困りますよね。
使い続けるのにも違和感あるし、捨てるに捨てられないし。。。
贈る品物としては、赤ちゃんに関係のない品物が無難だと覚えておいてください。
出産内祝いの水切りと熨斗(のし)は何を使えば良いのか? 紅白蝶結びでOK
出産はめでたいことですので、水切りは紅白のものを使用します。
一言に「のし」と言えども、その種類や用途は様々です。
間違ったのしを使用すると失礼に当たることもありますので、
キチンと調べて使いましょう。
出産の内祝いには、紅白の『蝶結び』ののしを使用します。
熨斗の種類としては、他に『結び切り』がありますが、
使用するタイミングは大きく異なります。
『
蝶結び』の場合、何度も起こってもめでたいこと、
何度も起こっても良い事に対して使用されます。出産や入学などが該当します。
※蝶結びは何度でも結び直すことができることが由来だそうです。
一方
『結び切り』の場合、めでたいことではありますが、
何度も起こってはいけないこと、一度きりであってほしいことに対して使用されます。
※結び切りは結び目が簡単には解けないことが由来だそうです。
例えば
結婚などは、何度も起こってしまうのはあまり良い事とは言えないため、
結婚のお祝いを贈る際には、この『結び切り』を使用します。
何度も結婚する = 結婚と離婚を繰り返しているということですから、
縁起がいいことではありませんよね。。。
紅白蝶結びの水引と熨斗を用意したら、
表書き(上)に内祝い、熨斗下(下)に贈り主の名前として、
赤ちゃんの名前を記載します。
赤ちゃんの名前が読みにくい漢字を使っている場合は、
忘れずに読み仮名もつけます。
![内祝いの水引](https://ryozads01.com/wp-content/uploads/2018/02/20180201_005.png)
内祝いには赤ちゃんの名前をお披露目するという意味もありますので、
内祝いを贈る夫婦の名前ではなく、赤ちゃんの名前を書くということに注意しましょう。
インターネットの配送サービスなどを利用する場合、
熨斗が汚れてしまうことを避けるため、
内熨斗にしておく方が良いと思います。
サイトによっては、
デフォルトで内熨斗にしてくれるところもあるようです。
まとめ
出産はとてもおめでたいことであり、親族含め多くの方に祝って頂けるイベントです。
内祝いの必要性を知っていた方もそうでなかった方も、しっかりと内祝いの対応をし、
親族や親しい方たちへの報告・お披露目・感謝の気持ちの表明を行いましょう。
ここをシッカリしておくことで、今後の子育ての際にも、
多くの力添えをしてもらうことが可能になります。
若い夫婦2人だけでの子育ては大変ですので、
適当なお返しをすることで親族との関係が
ギクシャクしてしまうことは避けたいですね。
可能であれば、
出産前にあらかたの品物、贈り物を決めておくのも良いと思います。
産後にバタバタするのは明らかですからね。
出産内祝いについては、以下の記事も参考にしてみてください。
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