節分といえば豆まきですね。
豆まきは子どもがいる家庭にはかかせない2月の面白いイベントですから、たいていのお家で豆を買って豆まきをしていると思います。
ただ節分の豆っておいしいんですけど、その日は子どもも面白がって食べますけれど、でもやっぱりあまります。
捨てるのはもったいないとは思っていても、かといって誰も食べずにそのままにしていて、結局捨ててしまうということありませんか?
そんなときはお料理に使ってしまいましょう!
節分豆の戻し方や、節分豆で作る豆ご飯のレシピをご紹介します。
節分の豆の戻し方
節分豆をお料理に使うとしたら、乾物のジャンルになりますね。
ただ、
煎り大豆は乾燥大豆とは違い、一度煎っていることで加熱処理されていますので、水に一晩つけて戻して、煮るという時間のかかる処理を省いてしまって大丈夫なんです!
ただ水につけて30分置くだけで、ゆで大豆のような状態になります。
そのままサラダにしたり、はたまたマフィンやパウンドケーキなどのスイーツに入れたりと、ゆで大豆と同じように使うことができます。
なんと、さいころ状にしたにんじんと一緒に煮たり、ひじきの炒め煮に追加したりでしたら、水に戻さずそのまま使っても大丈夫です。
ただ、もっと
おすすめの方法はヨーグルトにつけて戻す方法です。
節分の豆の重さの約2倍の分量のヨーグルトにつけて一晩冷蔵庫に入れておくだけで完成です。
こちらだと、ヨーグルトの水分をいい具合に吸収して戻るようで、ふっくらしているのに水っぽくなく仕上がります。
洗ったりせず、そのままマヨネーズと和えてサラダにしたり、スイーツに混ぜ込んで焼くのにおすすめです。
お肉に混ぜて、ハンバーグやミートローフのかさましするのにもいいですよ。インド風の大豆カレーにするのに使ってもおいしいです。
ただし、
ヨーグルトの味がしますので、煮物系はやめて、洋風のもの、パンチの効いた味付けのものにお使いください。
節分の豆で豆ご飯を作ろう
節分の豆を戻すなどの手間なく、とっても簡単にできるお料理にお豆ご飯があります。
豆ご飯というと、グリーンピースで作る豆ご飯や、桜えびなどと一緒に炊く枝豆ご飯などを想像されると思いますが、
節分豆で作る豆ご飯は、もちっとした食感になって一風変わったおいしいご飯になります。
ぜひ試してほしい1品です。
では作り方です。
お米をといで吸水させ、あとは炊飯器のスイッチを入れるだけの状態にしておきます。
そこへ、節分の豆とお酒、塩をいれて炊くだけです。
お酒の量は、お豆一掴みに対して大さじ1~2ほどを入れてください。
お米に対するお豆の量も、お塩の量もお好みですが、大体2合のお米の量に対して、お豆はひとつかみ、お塩小さじ2分の1ほどが目安の量になります。
素朴で香ばしい、おこわのような豆ご飯になります。
少し変わった豆ご飯もご紹介します。
節分の豆で作るカレーピラフです。
こちらは、ヨーグルトで戻した豆を使います。
にんにくとしょうが1かけずつのみじん切りと、たまねぎ2分の1個分のみじん切りを炒めて、そこへ洗わず2合分のお米も入れてさらに炒めます。
お米が透き通ったら、炊飯器にうつして、ヨーグルトで戻したお豆と、カレーフレークもしくは細かく刻んだカレールーを2~3皿分の量を入れ、炊くだけです。
炊き上がったらルーの味が満遍なく味がつくようによく混ぜて、蒸らして出来上がりです。
簡単で美味しいのに、にんにくとしょうがが入るだけで、ちょっと本格的な味が楽しめます。
さいごに
節分の豆を使ったお料理をご紹介しました。
戻す時間も短いので手軽に使えますし、煎ってあるから香ばしいうえ、もっちり美味しくて、一度お料理に使ってみると新しい食材を発見したようでうれしくなりますよ。
あまった節分の豆を使うだけでなく、お料理のために買いたくなってしまいます。
節分の翌日は、是非あまった節分豆を使ってお料理を作ってみてください。
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