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正寿院風鈴まつりとは?ハート型の窓だけじゃない!
今やすっかりフォトジェニックなお寺として有名な正寿院ですが、創建はおよそ800年前と歴史のあるお寺です。暑さの厳しい夏には、毎年風鈴まつりが行われることから、別名風鈴寺とも呼ばれているんですよ。
境内のいたるところに吊るされた風鈴の数はなんと2,000個。全国47都道府県から集められた風鈴は形も音もさまざま。風が吹くたびにいっせいにチリンチリンと涼しげな音色を奏でます。
もともと正寿院の風鈴まつりは、五感から涼を感じてもらおうと始められたもの。
さまざまな形の風鈴を目で見て涼をとる「視覚」、個性豊かな風鈴の音に耳で涼をとる「聴覚」、水出しの香り豊かなお茶で涼をとる「嗅覚」と「味覚」に、風鈴を手に取り行う絵付け体験では「触感」で涼をとることを意味しています。
正寿院の風鈴まつりは、ぜひ五感で楽しんでみましょう。
【風鈴絵付け体験】(風鈴まつりの期間中のみ)
体験料:1,000円
境内に吊るされている風鈴に気軽に絵付け体験をすることができます。もちろん、持ち帰ることが可能。気軽に声をかけてみてくださいね。
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正寿院のフォトジェニックスポット!
正寿院を一躍有名にしたハート形の窓
正寿院のフォトジェニックスポットではずせないのはなんといってもハート形の窓。窓から見えるすがすがしい緑が夏のさわやかさを感じさせてくれます。
このハート形は正式には「猪目(いのめ)」といって、正寿院にある猪目窓をかたどったもの。読んで字のごとく猪の目の形がその由来です。猪目は、むかしから神社仏閣のいろいろなところで使われてきた模様で、魔除けや火除けに効くとされてきました。
いまでは、「幸せを呼ぶ窓」として良縁を呼ぶともいわれています。
カラフルな天井に心がおどる!
正寿院さん行ってきました…美しかった pic.twitter.com/ReyTZYO7M5
— つづく✩(AO△AIノ✨20th🎶 平癒(-人-) (@24shin510) 2018年6月7日
ハート形の窓がある客殿の天井は160枚もの天井画で埋め尽くされています。
本堂にある天井画は250年前に描かれたもの。経年により絵柄が確認できなくなっていますが、これをモチーフに描かれたのが客殿の天井画。
日本の花と風景をテーマに、世代の違う100人弱の絵師・美大生によって描かれています。だから、一つひとつに個性を感じるんですね。
畳の上に寝転がって眺めてみると、一面に広がる色鮮やかな世界は圧巻です。ぜひ、寝転がってみてください。
色鮮やかな叶紐と地蔵堂
本堂を出ると目の前にある地蔵堂には、色鮮やかな叶紐がくくりつけてあります。
拝観受付をすると授与される叶紐。お守りについている紐としてよく知られていますよね。願いが叶う紐といわれています。
授与された叶紐に願いをこめて地蔵堂に結ぶ人も多く、そのためフォトジェニックなカラフルでかわいい地蔵堂が誕生しました。
【番外編】正寿院とコラボした抹茶スイーツビュッフェ
番外編で紹介するのは、JR京都駅前にある京都センチュリーホテル。正寿院と初コラボの「幸せを呼ぶ」抹茶スイーツビュッフェが、期間限定で開催されています。
正寿院のハート形の窓をイメージしたアヴァンデセールや、正寿院の色鮮やかな天井画をイメージしたグラススイーツが、とても可愛くてフォトジェニック!ハート形のグラスに入った抹茶フォンデュや抹茶ジュレがキラキラしています。
京都駅近くでやってる「抹茶スイーツビュッフェ」のレベル高すぎる!
『INOBUN』が手掛けたデコレーションだから間違いないし、
ハートの窓で人気急上昇中のお寺『正寿院』とコラボもしてる!
『祇園辻利』の抹茶を使ってるから味は間違いないし、布陣が豪華すぎ
⇒https://t.co/c7k4i5rSHt #メシコレ pic.twitter.com/MYULdfyETa— メシコレ (@mecicolle) 2018年6月5日
期間
2018年5月20日~8月26日 (日曜日限定)
料金
大人 4,500円(消費税・サービス料込)
時間
90分食べ放題
メニュー
抹茶スイーツ 約30種類
フード・フルーツ 約15種類
アイスクリーム 約15種類
JR京都駅の目の前と便利な場所にあるので、お財布と時間に余裕があればぜひ抹茶スイーツを堪能してください。
まとめ
正寿院がある京都府宇治田原町は、実はとても不便な場所にあります。車があればいいのですが、そうでなければ電車とバスを乗り継ぎ、さらにそこから徒歩で向かわなければいけません。
お友達と一緒に行くなら、お金を出しあってタクシーに乗ることを検討してみてもいいのではないでしょうか。歩きやすいスニーカーを履いていても、けっこう疲れます。
そんな風に、苦労してたどり着いた先にはハート形の窓。その向こうには、裏山の青もみじやサクラの緑が、里山の風景がまっています。京都の自然の美しさにたっぷりと癒されてください。
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