ひな祭りの歌にはどんなものがある?親子で歌える楽しいひな祭りの歌

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ひな祭り
子どもが生まれると、季節を感じる行事をどんどん楽しめるようになりますね。 昔ながらの行事の由来やどんなことをするのかを、大人になって調べることになるとは思いませんでした。 古くから歌われている童謡は、行事を楽しみに待ったり、由来やどんなことをするかなどを知ることができるすばらしいツールだと思います。 3月3日はひな祭りです。ひな祭りはどんな行事なのか、由来や楽しみな気持ちを表せる歌にはどんなものがあるのでしょうか? 親子で歌える、楽しいひな祭りの歌を調べてみましたのでご紹介いたします。

ひな祭りの歌の紹介

ひな祭りにまつわる歌といえば、「うれしいひなまつり」が有名です。 あかりをつけましょ ぼんぼりに、から始まるこの歌は、1936年に発表された日本の歌で、日本人に昔から親しまれている有名な童謡ですが、なんと1960年代に、メキシコのラテン音楽のグループ、ロス・パンチョスがカバーして、アメリカ・メキシコ圏でもヒットしています。
私が小さい頃、家にあったひなかざりには、この歌のオルゴールがついていて、お雛様をみながら歌っては、ひな祭りを楽しみに待っていました。 有名なこの歌以外にもひなまつりの歌はあります。 そのままずばりのタイトル「ひなまつり」(作詞:林柳波)という歌もあります。 赤いもうせん しきつめて から始まるこの歌は、「うれしいひなまつり」の次に有名なひなまつりソングですね。 文部省唱歌にもなっているこの歌は、あられひしもち おしろざけ ぼんぼりかざるおもしろさ という歌詞の通り、歌いながらお雛様の準備をしたり、ひなあられを食べたりするのにぴったりの曲です。 手遊び歌でもひな祭りがテーマになっている歌もあります。 まずは「3月3日のもちつき」です。 こちらは、おもちつきを作る動きを手遊びとして楽しむ歌で、1人はずっと縦に並べた手で拍子を刻み、ぺったんこぺったんこ の部分でもう一人が相手の手に間にぱちんとお餅をつく動作、こねてこねて こねてこねてこねてこねて で相手の手の間に差し込んでこねる動作を楽しみます。 手拍子の間に拍をとって、お餅をつく動作、こねる動作をいれていきますので、相手と息を合わせなくてはいけない、ちょっとした緊張感もあり、幼稚園の年中さん年長さんくらいで楽しむのにぴったりの歌です。 同じ手遊びでいろいろな歌詞がある歌なので、ひなまつりだけでなく、十五夜のお団子の際にも使えますし、お正月準備のお餅つきでも使える歌です。 続いて、「けっこんしきをあげました」という手遊び歌です。 あまり知られていないかもしれませんが、お雛様飾りは結婚式をあげている様子を表したものなんです。 お雛様飾りが結婚式だということが小さな子どももわかりやすく紹介できる楽しい手遊び歌になっています。

ひな祭りの歌の歌詞を知りたい

「うれしいひなまつり」の歌詞をご紹介します。 うれしいひなまつり 作詞:サトウハチロー 作曲:河村光陽 あかりをつけましょ ぼんぼりに お花をあげましょ 桃の花 五人ばやしの 笛太鼓 今日はたのしい ひなまつり お内裏様(だいりさま)と おひな様 二人ならんで すまし顔 お嫁にいらした 姉様に よく似た官女の 白い顔 金のびょうぶに うつる灯(ひ)を かすかにゆする 春の風 すこし白酒 めされたか あかいお顔の 右大臣 着物をきかえて 帯しめて 今日はわたしも はれ姿 春のやよいの このよき日 なによりうれしい ひなまつり この曲では、お内裏様とおひな様 二人ならんで という部分がありますが、こちらは実は間違いで、お内裏様 という言葉で一番上にいる男雛、女雛両方のことを示します。 そして、おひな様は、ひな飾りに飾る全てのお人形のことです。
ただ、この曲の影響で私もお内裏様は男雛のことだと思っていました。間違って覚えてしまっている人多いのではないでしょうか? また、あかいお顔の右大臣というのも、間違いで、お雛様をみて右側にいる赤いお顔のお人形は左大臣なのですが、作詞のサトウハチローさんが間違ってしまったそうです。 でも、アレ?と思えるほど雛人形を楽しめたらすばらしいことです。子どもと一緒にお雛様を飾るときに、間違い探しとして楽しんでもいいかもしれませんね。

さいごに

ひな祭りにまつわる歌をご紹介しました。 ひな祭りは女の子だけの特別なお祝いです。歌からどんな行事なのか、どんな準備をするのかもわかりますね。 いろいろな歌を歌って、お子さんと一緒にひな祭りを楽しんでくださいね。
ひな祭りの歌については、こちらの記事も参考になりますよ → ひな祭りの歌に秘められた意味とは?歌詞が間違っているって本当?!

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