ホワイトデーのマシュマロの意味って誰が決めたの?
2016年3月、とある新聞に掲載された広告がSNSで話題になりました。 それは、九州にある石村萬盛堂というお菓子店の広告です。 タイトルは『嫌だなあ。3月14日に『嫌い』なんて』 マシュマロ=「嫌い」説に反論した内容でした。 石村萬盛堂は、ホワイトデーの元祖だといわれているお店です。 1970年代後半、ティーン雑誌に掲載された読者の言葉をヒントに、 バレンタインのお返し用マシュマロを販売したのがきっかけだそう。 当時はマシュマロデーと呼ばれていました。 ホワイトデー発祥の品であるマシュマロが、 どうして嫌いという意味があるなんて言われるようになったのでしょうか。 実はホワイトデーのお返しとして、マシュマロが浸透したことに 嫉妬した他の企業が言い出したという説があるんです。 自分の利益のために、他を陥れようとするなんていやな話ですよね。 クリスマスやバレンタインと違って、 ホワイトデーは日本で生まれた日本だけの習慣です。 考えたのがお菓子メーカーということからも、宗教的な関わりがないことが分かります。 マシュマロが嫌いといわれている根拠も見つけることはできませんでした。 もしかしたらその意味を信じている全員が、 ライバルを蹴落とそうとする企業の思惑に まんまと引っ掛かっているだけなのかもしれません。ホワイトデーのお返しの元祖。チョコ入りマシュマロに込められた思い
先に紹介した、ホワイトデーの元祖といわれている石村萬盛堂。 ホワイトデーのお返し用にと最初に販売されたマシュマロはチョコ入りでした。 「バレンタインにもらったチョコを僕の優しさで包んでお返しするよ」 という思いで作られたそう。男性の優しさをマシュマロで表しているんですね。 とっても素敵な理由です。 どうしてこちらの方が拡散していないのか不思議です。 ホワイトデーを考えた石村萬盛堂の社長は 「嫌いだと伝えるための贈り物が存在する世界など嫌だ。」 とおっしゃっています。本当にそうだと思います。 もし、誰かにマシュマロ=嫌いっていう意味なんだよって言われても、 気にする必要なんかありません。 逆に、石村萬盛堂の社長さんの思いを教えてあげてほしい。 あなたのお友達が、大好きな彼からマシュマロをもらって落ち込んでいたら、 マシュマロに込められた甘くてやさしい思いを あなたが教えてあげてほしいと思います。 【参考】http://www.ishimura.co.jp/whiteday/birth.html「お返しにマシュマロ=嫌い」はウソ? ホワイトデー発祥の店が反論
ホワイトデー発祥の店とされている石村萬盛堂が出した新聞広告が、ネット上で話題になっています。
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