転職は当たり前の時代になりました。
終身雇用が普通だった時代は終わり、能力のある人はスキルアップのために転職するようになり、また能力のない人はリストラされ転職を余儀なくされる時代です。
仕事をしている時間は、人生のうちの3分の2にもなる、とも言われていますので、どんな仕事をするか?どんな働き方をするか?というのは、どう生きるかという人生観につながる大きな選択になります。
私は、転職を経験せずにずっと同じ会社に10年以上勤めているわけですが、転職したいなと考えたことは何度となくありました。
そして先輩も後輩も転職していく方はたくさんいました。
大学時代の友人も、ほとんどの友人が転職を経験しています。
自分がどんな風に働きたいのか前向きに考えて転職していくことは、決してマイナスなことではなく、経験としてその人の価値を上げることにもなると思います。
転職をする際に、企業から実施されるという適性検査があります。
それはどんな適性検査なのか?どんな対策をすればよいのか調べてみましたのでご紹介いたします。
転職の適性検査で使われる検査の種類
転職の応募をすると、
就職希望者の能力や適性を確認する適性検査が実施されることが多いようです。
適性検査にはいくつかの種類があるのですが、多くは
SPIとよばれる検査、もしくは
玉手箱と呼ばれる検査が多いようです。
基本的にはどの適性検査も、能力を判断する問題と、性格を判断する問題からなっていて、企業側は能力や、希望する部署の人材像とあっているか確認するために適性検査を使用しているようです。
中途採用のときは特に、問題集からそのまま出題されることが多いようなので、絶対に受かりたい!早く成功させたい!と言う方は、これらの対策本を入手して対策しておくのがいいかもしれません。
SPIというのは、電通やLINEなどの大手企業の適性検査に使用される超メジャーな検査になります。
リクルートが作成している検査です。
現在では、SPI2とSPI3を使用している企業があるようです。
試験の構成は、国語、数学に相当する問題が出力される基礎能力試験と、仕事内容や企業の雰囲気にあっているか確認する性格検査、そして実施されるところとされないところがありますが英語検査の3つからなります。
試験を受けるのは、専用のテストセンターですとかWeb上でテストを受けることが多いようです。
続いて
玉手箱ですが、こちらもTBSやフジテレビといったマスコミ、三井住友銀行などの金融系企業が採用しているメジャーな検査です。
こちらは日本エス・エイチ・エル社が作成している検査で、自宅で受けるWebテスト(パソコンを使って受ける採用テスト)として、トップシェアを誇ります。
この玉手箱は
SPIより難しく、時間制限も厳しく時間内に終わらせるのが困難なのが特徴です。
転職の適性検査へのおすすめの対策本
SPI、玉手箱、またそれ以外の適性検査、どの検査をするかは応募先の企業の判断によります。
自分の希望する企業がどの検査を使用しているかは、転職の仲介業者が知っていることもあります。
聞いてみるのもひとつの手ですね。
SPIと玉手箱の対策ができる問題集をご紹介します。
まずはSPIの問題集です。
これが本当のSPI3だ! 【2021年度版】 SPIノートの会, 津田 英樹 (著)
こちらは、SPIの実施方式の、テストセンターやペーパーテストだけでなく、WEBでのテスト方式にも対応している1冊です。
情報の精度や問題の再現度が高く、説明のわかりやすさで信頼できる対策本になっています。
2018年5月~2019年2月において、オール紀伊國屋書店「就職資格・適性検査」部門、丸善ジュンク堂書店全店「就職試験」ジャンルで売上1位となっている大人気の問題集です。
まずはこちらを基本として1冊やりこんで、時間があれば転職者用のSPI対策本をもう1冊くらいこなせると安心です。
続いて玉手箱の問題集です。
8割が落とされる「Webテスト」完全突破法[1]【2021年度版】, SPIノートの会 (著)
こちらは2018年7月~2019年4月において、Webテスト対策本で全国主要書店、大学生協で売上1位となっている大人気の問題集です。
玉手箱だけでなく、C-GABの能力テストについても対策できます。
実際の出題範囲、出題内容が忠実に再現されているので、模擬テストも真剣に本番さながら取り組むことができます。
さいごに
転職の適性検査で使われる問題や、対策本をご紹介しました。
適性検査で落とされるなんて悔しいですね、勉強すれば転職に成功できるのであれば、勉強しましょう。
面接など、本当の自分の人間性や実力を企業に判断もらえるのはその先です。
まずはしっかりと適性検査対策をして、自分の実力を発揮できる会社とご縁がありますように。
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