春は花粉のシーズンですね。
女性だと、涙やマスクでお化粧もとれてしまってもうやる気が起きない!ということも。
一体いつまでこの症状に悩まされるのか…と嫌になりますね。
もちろん、花粉の種類によって飛んでいる時期はマチマチです。
あなたを悩ませる花粉がいつまで飛散するのかご紹介します。

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毎年質問箱に投稿されることの多い『生活の悩み・質問』の中から自分が気になった項目について調査し、備忘録として書きつづっていきます。
花粉の時期はいつまで?

花粉症と言えば春!だと思っていませんか?
春のイメージが強い花粉症ですが、実はアレルギー症状を引き起こす花粉は1年中飛んでいます。
毎年同じ時期に風邪をひくな〜と思ったことはありませんか?
風邪だと思っていた症状も、実は花粉症かもしれません。
アレルギー症状を引き起こす有名な花粉は5つあります。
- 春:スギ・ヒノキ・シラカバ(北海道)
- 夏:カモガヤ
- 秋:ブタクサ
シラカバは5月〜6月、カモガヤは4月〜8月、ブタクサは8月〜10月が飛散のピークです。
他にもアレルギーを引き起こす花粉はたくさんあり、夏から秋にかけては
イネ科やキク科などの植物の花粉が多いです。
しかし、中でも花粉症の人が多いのがスギ花粉です。
なんと
日本人の5人に1人がスギ花粉症を発症しています。
次いでヒノキ花粉症の人が多いようです。
花粉症と言えば春!の理由もわかりますね。
スギ花粉はいつまで?

では、多くの人を悩ませるスギ花粉はいつからいつまで飛散しているのでしょうか?
実は
スギ花粉は、夏から初秋の時期に雄花の中で成長し、10月中旬から少しずつ飛び始めます。
10月頃から飛び始めたスギ花粉は、冬を越えて5月ごろまで飛散します。
つまり、
真夏以外は飛散しているのです!
1年中花粉が飛んでいるのに、なぜ春ごろに花粉症の症状が表れるの?と疑問に思いませんか?
その理由は、スギは風によって大量の花粉を遠くに飛ばして受粉する風媒花のため、
花粉は雄花の中で少しずつ成長し、冬から春へと気温が暖かくなる頃に
受粉のために一斉に雄花を開花させて、たくさんの花粉を飛ばすからです。
そのためスギ花粉のピークは2月上旬〜4月下旬となっています。
しかし、日本列島は南北に長いため、地域によってそのピークは変わってきます。
- 東北:1月下旬〜4月下旬
- 関東:2月上旬〜4月下旬
- 東海:2月中旬〜4月中旬
- 関西:2月上旬〜4月中旬
- 九州:2月上旬〜3月下旬
北海道と沖縄にはスギが自生しておらず、植林もなかったため
スギ自体がなくスギ花粉はありません。
お住いの地域によって上記を参考に花粉対策をなさってくださいね。
ヒノキ花粉はいつまで?
スギ花粉のピークは過ぎたはずなのにまだ症状が軽くならない…という方はヒノキ花粉も疑ってみてください。
スギとヒノキは花粉の形がよく似ており、スギに反応を示す人は
ヒノキにも反応を示しやすいです。
スギ花粉症の人はヒノキ花粉症も併発しやすいのです。
ヒノキ花粉はスギ花粉より少し遅い時期の3月中旬から5月上旬に多く飛散するため、
スギとヒノキの花粉の両方に反応する場合、症状が長期化しやすい傾向にあります。
ヒノキ花粉の各地域のピークは以下の通りです。
- 北海道:4月中旬~4月下旬
- 東北:4月中旬~4月下旬
- 関東:3月下旬~4月中旬
- 東海:3月下旬~4月中旬
- 関西:3月中旬~4月上旬
- 九州:3月中旬~4月上旬
ピークの時期だけで見れば、ヒノキ花粉の飛散量が落ち着く時期は
スギ花粉とあまり変わらないように見えますが、
実際はもう少し長く花粉症の症状が出てしまうほどの飛散は続くようです。
特に関東地方では、関東平野の西側にある山岳地帯からの飛散花粉が
関東域に流れ込み長く留まるため、6月初旬ごろまで花粉症の症状に
悩まされるようです。
とは言え、ヒノキ花粉もスギ花粉と同様、ほぼ1年中微量の花粉が飛んでいます。
花粉に特に敏感な人は、上記以外の時期にも症状が表れる可能性があります。
さいごに
スギやヒノキの花粉がほぼ1年中飛散していると知って驚きませんでしたか?
ピークを過ぎても花粉症の症状が出てしまう人はいるので、上記を参考に対策の期間を延ばしてみてくださいね。
また、花粉症の方が良く使用するマスクについて、メガネの曇りにくいマスクの装着方法を以下の記事で紹介しています。
メガネやサングラスをよく使用される方は、参考にしてみてください。

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