里芋は皮を剥いて食べる?そのまま食べる?茎の食べ方や変色防止法

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旬の食材
里芋は品種によっても違うのですが、秋から冬にかけて旬となります。 里芋は、ナトリウム(塩分)を排泄する役割があり、高血圧の方にはおすすめの食材です。 コレステロールの生成を抑制する成分が含まれることも分かり、健康に気を使っている方には無視することのできない食材ですね。 私は煮物に入れるのも、汁物に入れるのも大好きなのですが、ぬるぬるして皮をむくのが大変なので、料理に使うときは少し時間があるときかな、と思ってしまいます。 里芋をもっと気軽に食べられる方法や、茎の食べ方、変色を防ぐ方法を調べてみました。

里芋の簡単な皮の剥き方と食べる方法

私が最近よくやっている下ごしらえ方法は、里芋をよく洗って、そのまま皮ごと下茹でする方法です。 10分から15分ほど、里芋がやわらかくなるまで茹でて、手で触れるようになるくらいまで水で冷やし、里芋の頭とお尻を少し切ると、びっくりするほど簡単につるんと皮がむけるんです。 母から教わったのですが、簡単だし手がかゆくならないので、これでだいぶ我が家の食卓に里芋が並ぶことが多くなりました。 調べてみると、血糖値の急激な上昇をおさえるムチンやガラクタンといったぬめり成分が流れ出さないで調理できるので、栄養的にもこの方がいいようです。 下茹でするのが面倒だという方には、レンジでチンでも大丈夫です。 また、とってもおいしくておすすめなのが、蒸し調理です! レンジや茹でるより、少し時間はかかりますが、じっくり皮ごと蒸すと里芋の甘みが引き出されて本当においしいんです。 皮を剥いて、そのまま塩やしょうゆ、味噌などをかけて食べると、里芋好きの方なら手がとまらなくなりますよ。
もっともっと手軽に食べられないかなと調べてみましたら、なんと皮ごと食べられることが分かりました。 皮ごと切って、皮付きのままフライにして塩をかける、フライド・サトイモ。 皮ごと切って、皮付きのままバターでいためて塩をかける、カリカリバターいため。 栄養丸ごと、皮もパリパリでおいしく食べられます。

里芋を丸ごとおいしいく食べよう!茎の食べ方

里芋の茎はずいきと呼ばれ、昔は保存食として食べていました。
茎を食べるには、生ではアクが強く食べづらいのと、また保存もききにくいので干しておくのが一般的なようです。 生の茎を、まず包丁の先で先のほうをつまんで皮を剥いてから、食品を干すネットなどで干します。 しっかり乾燥するまで数日干したら出来上がりです。 使うときは、干すことでアクが抜けていますので、さっと洗ってから水でしっかり、最低15分以上つけて戻します。 この戻す時間が足りないと、アクが残ってしまいますので、しっかりと戻してください。 後はお酢を入れたお湯でこちらもしっかり15分ぐらい茹でたら、下処理完了です。 油揚げと一緒に煮たり、白和えにしたり、お味噌汁に入れたりして使えます。 ただ、アクやエグミをとりさえすれば、生の茎も食べることができます。 生の茎は皮を剥いた後、30分ほど酢水につけてアクを取り、たっぷりのお湯に酢を少し入れて1,2分サッと茹でます。 冷水にとり、水にさらして出来上がりです。 こちらも煮物、和え物、おひたしなどでおいしく食べられます。 素手で皮を剥くとアクで手が黒くなりますので、薄手のプラスチック手袋をつけて処理をするのがお勧めです。

里芋の変色を防止する方法

里芋の皮を剥いていると、ピンクになったり、ゆでていると紫に変色してしまいびっくりすることがありますね。 こちらは里芋に含まれるポリフェノールが空気に触れたり、加熱されたことで変色したことが原因です。 見栄えは悪く感じますが、身体に悪いわけではありませんので気にせずに食べて大丈夫です。 気になるということでしたら、切ったらすぐに酢水につけると変色を防ぐことができます。

さいごに

里芋の下ごしらえの方法や、茎の食べ方、変色を防ぐ方法をご紹介しました。 里芋の皮も茎も食べられるなんて、びっくりですね。 冬が旬のおいしい里芋をたっぷり使って、いろいろなお料理を楽しんでみてはいかがでしょうか?

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